サイクリングの必需品といえば、
- ライト (道路交通法で日没から日の入りまでのあいだ点灯することが義務付けられています。昼間の装着義務はありませんが、トンネル内では必須です。)
- ベル (道路交通法で義務付けられています。無ければ法律違反)
- テールライト (赤色の反射板でもOK)
ココからは法律上の義務ではありませんが、自分を守るために必ず必要な装備です。 - ヘルメット
- グローブ
- アイウェアー
- 修理キット(予備チューブ・携帯空気入れ・携帯工具)
今回はその中でもグローブについて。
グローブの役割は3つあります。
- ハンドル、ブレーキレバー、シフトレバーとの摩擦や路面からの衝撃から手を保護する。
- 手の保温(特に冬)。
- 転倒したときに手を守る。
手のひら側は軍手のように1枚ではなく、摩擦ですぐに穴が開いてしまわないように補強がついています。補強の為だけではなく、路面からの衝撃を和らげるために、パッドが付いているものが人気です。
本格的な選手になると、手の感覚を重視するため、パッドが薄いものや、パッドそのものが無いグローブを好む傾向にあります。ですが一般的にはパッドが付いているほうが、 衝撃を吸収してくれるため、疲れにくさという点では効果があります。
但し、パッドが分厚ければよいというものではありません。分厚すぎると、握り部分が太くなってしまい、手の小さいライダーにとってはデメリットとなります。グリップやバーテープの厚み、バーテープの巻き方によっても太さは左右されるので、実際にハンドルを握ってみて、感触を確かめて選ぶのがオススメです。
パッドといえば、親指の人差し指の間にあるかどうかもポイントです。これはパールイズミの2014ニューモデル、
- パールイズミ 34 メッシュ メガ グローブ ロングライド ホワイト
その名のとおり、通常よりも分厚い「メガパッド」の付いた、ツーリングやロングライド向けのグローブです。
親指の人差し指の間のパッドは、ロードバイクのブラケットを上から持ったときに効果があります。普段使いではブラケットを握ることが多くなるでしょうから、ここにパッドがあるのは嬉しいですね。
ただし、手が小さい方の場合、握りが太くなってしまうのがデメリット。実際にお確かめください。
他のグローブも見てみましょう。いずれも私が実際に使用してきたものですので、新品ではありません。くたびれているのはご容赦ください。
これは皮製ですが真ん中は通気性の為にメッシュになっているモデル。薄手でパッドはありません。
これも皮製ですが、手のひらに3箇所パッドが付いています。親指と人差し指のパッドはありません。
外しやすいように、中指と薬指にループが縫い付けられています。
これは合皮ですね。手のひらに薄いパッドが付いています。
これも皮製。シンプルなつくりですが、手のひらに2箇所薄めのパッドが付いています。親指と人差し指の間にパッドはありません。
外しやすいように、指の間にストラップが付いています。
その他にも、手首のフィット感を高めるためのベルクロ(マジックテープ付きベルト)が付いたタイプと、付いていないタイプがあります。付いていても、それが手首側にあるのか、手の甲側にあるのかにも分かれます。
一見同じように見えて、グローブもいろいろなタイプがあるのですね。
洗濯方法については、皮製であっても洗濯機で洗えるものがほとんどです。ただし、ベルクロはしっかり閉じて、他の洗濯物を傷つけないようにネットに入れて洗うのがオススメです。
注意してほしいのは、グローブですがメンテナンスグローブとしては使用しないでくださいね。ツーリング途中でのパンク修理や、輪行の時は外してください。そのまま使ってチェーンの汚れなどが付いてしまうと、次にハンドルもチェーンの汚れが付いてしまいますから。
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