おそらく初めてこれを見た人は、「かっこわる~・・・・」って思うかもしれませんね。でもコレ、とんでもなく使い勝手が良いんです。
ママチャリだとわりと一般的な、冬の寒さから手を守るためのハンドルカバー、それのドロップハンドルバー用というわけです。
どう使い勝手が良いのかというと、まずグローブを付けたり外したりするより圧倒的にスピーディ。そして一度カバーの中の空気が温まると、そこらのグローブなんて目じゃないほどの暖かいんです。
とっさの時に手が離せなくて危ないんじゃないの?
って思うかもしれませんが、実際に使ってみるとこれが全く大丈夫。ビンディングペダルのように固定される感じは一切ありませんので、普通に手を抜けば簡単に離れます。
それともう一つ、寒いからって分厚いグローブにすればするほど、ハンドルが太くなってシフト操作もブレーキ操作もしずらくなります。バーミッツにすれば、そんなことにはなりません。
欠点といえば、ブラケットを持ったポジションオンリーなところ。下ハンや上ハンを持つことは出来ません。変速するときに手を離すと手が冷えるので、変速機がブレーキレバーと一体型のタイプか、シングルスピードに付けるのが良いですね。
素材はウェットスーツなどに使われる分厚いネオプレーン製。シマノの旧型のSTIレバーに対応しておりますが、現在主流の変速ワイヤーをハンドルに沿わせるタイプにも対応します。
本体は真っ黒ですが、正面には再帰反射プリントがあります。
サイズは M と L の2種類あります。違いは、下の画像の黄色い部分、手首のところの大きさの違いです。
M サイズが20センチ、L サイズが22センチ。実際のところあまり変わらないように思います。腕が太くて超分厚いアウターウェアーで乗るのであれば L サイズを、そうでなければほとんどの方は M サイズを選んで問題ないと思います。
取り付けはジッパーを緩めて、ドロップハンドルの下側からかぶせて、ジッパーを綴じてマジックテープを止めるだけ、とっても簡単です。これなら素手で走っていれば、スマートフォンが鳴っても停止すればすぐに対応できます。ウィンターグローブを外すのは手間取りますし、スマートフォン対応のウィンターグローブは細かい操作が出来ませんから。
素手では寒いって言う場合は、薄手のインナーグローブをしても良いでしょうね。
人は見かけによらずもの、サイクルパーツも見かけによらずもの、ですね。
追記(2018.10.26)
2018モデルから、下ハンドルにも対応するようモデルチェンジが行われました。
追記(2019.11.21)
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