今年の6月に、アルミリムで発電しながら光るというLEDライトをご紹介(こちらの記事)したのですが、なんと別のメーカーから、その約1/5の価格で同じような商品が発売されてしまいました。
以前紹介したものは、クラウドファウンディングで資金を集め商品化した全く新しいメーカーでしたが、今回は元々自転車用ライトを発売しているメーカーです。スポークにマグネットを取り付けて発電するLEDライトはずっと前から発売しています。ここにしたら、前出のメーカーは「なにをっ・・・・」って感じかもしれませんね。
その、リーライトの「CITYフロントライト&CITYテールライト」がこちら。テールライトの内容物はコレだけです。前後セットの商品もありますが、取り付けパーツはほぼ同じです。
取り付けは簡単です。自転車のフレーム(シートスティ)に付属のタイラップ(インシュロック)で取り付けます。本体は工具不要で簡単に取り外すことが可能です。本体はなるべくアルミリムの側面に近づけてください。
バッテリー式のライトと比べると、電池交換も充電も不要です。
設計寿命は10,000時間となっておりますから、平均時速20キロとすると、約20万キロ使用使用可能。年間1万キロとしても20年間使用可能ですね。
アルミリムの真横に取り付けなければいけませんので、必然的に取り付け箇所が制限されます。普通ココにはキャリパーブレーキなり、Vブレーキがありますよね。Vブレーキの場合は、ブレーキシューの取り付けボルトに固定するパーツが付属しておりますが、キャリパーブレーキの場合はどうにもなりません。つまり取り付け不可。カーボンリムにも取り付けできません。
Vブレーキに取り付ける場合、ブレーキの動きに連動してライト本体とアルミリム側面との距離が変化します。それを見越してあらかじめ少し離した位置に取り付ける必要があります。より明るく光らそうとすれば、本体とアルミリムとの距離は近づけないといけないので、Vブレーキに取り付けるのはあまりオススメではありません。
したがって、このライトがオススメのバイクは、ディスクブレーキ付きのバイクとなります。
実際に取り付けて走ってみました。歩くくらいのスピードだと、あれっ? 光りません。スピードを徐々に上げて、時速12キロくらいから光りだしました。
それと、今時の眩しいくらいに明るいLEDライトと比べると、それほど明るくありません。というより、まぁ暗めです。時速20キロくらいになると安定しますが、スピードが遅いと、チラチラチラチラっと細かく点滅しながら光る感じです。20年位前の出始めの頃のLEDテールライトを思い出しました。
前出のマグニックライトと比べても、やや暗い印象です。
台座がえらく横に飛び出しているので、かかとが当たるのでは?と心配しました、問題ありませんでした。必要以上に大きく見える台座は、本体を着脱する時のリリースレバーを兼ねています。これだけ大きければ、分厚い冬用グローブでもストレスなく掴んではずすことが出来ます。
若干明るさに不満があるとはいえ、2000円ちょっとで20年間使用できて、配線も不要なお手軽テールライトとあれば、なかなかいい感じだと思いますよ。
メーカーサイトでは、動画でもご紹介しております。
※こちらの商品は取り扱い終了となりました
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