昨年からワールドサイクルでも販売を開始した「弱虫ペダル」、「レーシングミク」や「ろんぐらいだぁす」といったアニメ系ジャージを着た自転車乗りが多数参加するという、グッドスマイルレーシングカップ(GSRカップ)に参加するため、千葉の茂原(もばら)サーキットに行ってきました。
参加ルールを見ると、「コスプレジャージ着用」と定められております。私はもちろん「かわうその自転車屋さんジャージ」。会場で同じジャージの参加者がいるかどうか、とても楽しみです。
会場に着いて早速見渡すと、「弱ペダ」「ミク」「ろんぐらいだぁす」といったジャージを着用したライダー達がほぼ半数を締めているといった感じ。他にも「蒼き鋼のアルペジオ」や「プリキュア」、「サイヤ人」「フリーザ」「アラレちゃん」etcなど、男装の女子(弱虫ペダルのキャラクターですね)や、スカートをはいた女装の”おっさん達”がそこかしこ。
う~む、いつもと違ってとてもアウェイな感じ・・・・・
参加者は事前に自転車店でバイクチェックを行い、サインをしてもらった誓約書の提出が義務付けられていますが、さらに会場でもメカニックが全ての参加者のバイクや服装をチェック、サブコースでは初心者講習会(有料)も行われており、従来からある草レールよりもより厳しい安全対策が行われていました。
車で運んで組み立てたときに、車輪がまっすぐはまっていないとか、クイックレバーの使い方が間違っているとかが多かったようですね。会場は1270mのコースとなっており、180mのホームストレート以外はほぼ全てがコーナー。体感的に2~4%ほどの緩いアップダウンがあります。参加者の数からみても、充分な道幅が確保されていると思いました。この日の人数で狭いと感じるようでは、バイクコントロールが出来ているとはいえません。 種目的には、午前中に2時間エンデューロ、昼からクリテリウム、その後3時間クリテリウムと続きます。我々は5時間エンデューロとクリテリウムに参加しましたが、2時間と3時間のエンデューロの総合で5時間エンデューロとなります。な~るほどね。
最初の種目、2時間エンデューロの前には、レーシングミクサポーターズ2015が勢ぞろい。スタート時間までにライダーの車検が間に合わず15分ほど押しとなりましたが、バイクを先導にローリングスタートで始まりました。スタート地点で写真を撮っていると、女性の声で「岩田さ~ん」と呼ばれてびっくり。声の主を探すと、ワールドサイクルのブログを連載してくれているポタガールのまさみんが。ポタガールの中でも最もレースには参加しなさそう(失礼!)だと思っていたのに、ここでお会いするとは。
借り物のレーシングミクジャージに身を包み、優勝賞品のレーシングミクジャージを本気で取りにきたとのこと。果たして結果は・・・・・・?。私は男女混合チームでエントリーしたので、それぞれのレベルでしんどくなったら交代。実際には走ってみるとこのコース、超楽しいのです。コーナーばっかりなので、バイクを倒して前後輪にしっかりと体重を掛ければ、ラインが空いていればほぼノーブレーキ。タイヤのグリップを感じつつ気持ちの良いコーナーリングの練習になります。
とこどころグリップを失い転倒する方がいましたが、そういう方はコーナーが上手くないという自覚を持つことが出来ます。それが分かれば、八の字走行やスラロームなどで、バイクを倒して曲がる感覚を見につける練習を。実戦だけではどれだけ走っても、特にコーナーは上達しませんよ。
自転車で転倒して良いことなんて一つもありません。ピットエリアの入り口・出口では強制的に減速させるためのコーンで仕切られたスラロームがあるのですが、特に入り口では疲れているのか、こういうところを走ったことがないのか、曲がれずに突っ込んだり、転んでしまう方が多く見られました。全くバイクを倒す感覚がつかめていないですよね、練習しましょう。ホームストレートはこんなに広々としています。この後の第1コーナーがものすごく気持ちがいいのです。私で1周約2分弱、参加者のレベルはほどほどなので、ほとんどインコーナーが開いているんですよね。ということで遠慮なくインコーナーをいただきます。もはや性別不問です。ピットエリアでだらだらしていたら、レーシングミクサポーターズが声をかけてくれました。コレはチャンスと記念撮影。
ここで、従来型の草レースとの大きな違いを発見しました。ローラー台でアップしている人がほとんどいない。皆さんお化粧直しをしたり、自撮りしています!
ローラー台がないので、ピットスペースは人でぎっしり。人数の多いチームが広いスペースを確保していることもないので、もういろんなキャラクターがごったかえしていて、カオスな状態。当日は雨予報でしたが、バッチリ持ちました。夜になってから降り出したようです。このレース、参加者はなんと”おにぎり”と”フランクフルト”が食べ放題。さらにインスタントの味噌汁とお湯、ふりかけも使い放題なんです。お昼時は混みますので、15~20分程度の行列は出来ますが、それでもこれは嬉しいですね。
我がチームは、あらかじめコンビニできゅうりの漬物やごぼうサラダなどを用意しておきました。汗をかくので、塩分の効いた漬物旨い。チームのメンバーへの応援も賑やかです。主催者によるドローンも飛んでいました。
クリテリウムはエンデューロと逆に走ります。なるほど、全く別のコースとなるので、また新たな気持ちで走れます。ちなみに私は上から二つ目の「アスリートクラス」で10位でした。最後の2周くらいで先頭集団から少し遅れてしまいました。人数もほどほどで、走りやすかったですよ。かわうそ店長ジャージを着たライダーも、4人くらい見かけましたよ。10月には第2巻も発売されますし、ワールドサイクルでもなにやら新商品を準備しているそうなので、次の大会ではもっと増えそうですよ。ラストの1枚は、やっぱりコレですか。バキューン!
こういうレースにこんなに沢山の参加者が集まって楽しんでいるのを見ると、やっぱ東京(レースは千葉ですが)凄いね!って思いますよね。
従来タイプの自転車乗りには、衝撃かもしれませんね。私は、こっちのレースもとても大好きになりました。もし関西で開催されたら、どうなるんでしょう?
次回の開催は、こちらをチェック
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