自転車のブランドって、創業者の名前からきたものが多いんですよね。有名なのはエルネスト・コルナゴの「コルナゴ」、ウーゴ・デローザの「デローザ」など、ヨーロッパのブランドに多いですよね。日本だと、「ナカガワ」や「ナガサワ」「マキノ」あたりでしょうか。車メーカーだと「トヨタ」「ホンダ」「スズキ」もありますね。
それらに比べると、比較的歴史は浅くなりますが、「フェルト」も創業者の名前からきています。
「ジム・フェルト」 それが創業者の名前です。
そのジム・フェルト氏、なんと10年ぶりに来日が決定。そして、ベックオンでサイン会を行うことが決定いたしました。
フェルトオーナーはもちろん、現在ロードバイクを思案中の方、是非ベックオンにご来店ください。
- 日時:2015年11月6日(金) 午後5時~6時
サイン入りカタログの配布はもちろん、ジム・フェルトとの記念撮影、フェルトバイクへのサイン、質問など、直接聞いてみたいことがありましたら、この機会をご利用くださいね。
Q&A
- Q:ジムフェルトと握手できますか?
A:はい、もちろん。時間内に握手やサイン会を実施いたします。 - Q:英語が分かりませんが、大丈夫ですか?
A:通訳が日本語訳をしますので、英語が分からなくても大丈夫です。 - Q:雨が降っても開催しますか?
A:ベックオン店内で行いますので、雨でも開催いたします。 - Q:FELTのバイクを持って行ったらフレームにサインしてもらえますか?
A:はい、もちろん。直接本人か、ベックオンスタッフにお声かけください。
ジム・フェルトストーリー
1980年代、モトクロスのメカニックだったジム・フェルトが当時のスーパースター、ジョニー・オメーラのためにトライアスロンバイクを設計したのがFELTの始まりです。
製作にあたり、空気抵抗の削減とライディングスタイルの最適化を重視したフェルトは、幾度も風洞実験を重ねてバイクのデザインを練り上げました。開発されたバイクは驚異的な性能を誇り、ジョニーは優勝、やがて彼の名声はチューブメーカーであるEASTON社に伝わり、EASTONブランドのチューブの開発を依頼されるようになりました。カーボン、アルミ、チタンといった素材を独自の理論でブレンドしたチューブは、GT、トレック、スペシャライズドなど名だたるブランドに採用されたのです。
最初のトライアスロンバイクを作ってから10年後に、ジムは自転車産業界に広く顔の利くビル・ドーリングと、欧州市場のディストリビュータとして活躍していたマイケル・ミュルマンと、ドイツでFELT社を設立し共同経営に乗り出しました。「To design, develop, and deliver the best bicycles in the world.」という言葉は、実直に、より良い製品づくりを目指す3人の共通した思いを表しています。
独自の理論によりアスリートの能力を極限まで引き出すフレームを開発し、ツール・ド・フランス、世界選手権、五輪、アイアンマンで数多くの勝利を獲得したFELTは、世界で最も尊敬されるレーシングブランドの1つになりました。
近年はカーボン生成方法を改良し、数年前までトップグレードモデルにしか採用されていなかったカーボンを惜しみなくローエンドモデルに採用することで、バイクの性能を飛躍的に向上させました。さらにエアロダイナミクスの考えをロードレースに持ち込み、さらなる進化を続けています。
FELTの限界への挑戦は決して終わることがありません。
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