「埼玉クリテリウム」や「しまなみ海道サイクリング大会」、「関西シクロクロス」「Jプロツアー」など多くのサイクルイベントが行われた10月24~25日、ワールドサイクルは地元関西が誇る超人気ロングライドイベント「淡路島ロングライド2015」に出展してきました。
このイベント、今回で第6回を数えるのですが、募集開始わずか3週間で定員の2000名が埋まり、周囲のお宿もかなり早くからでないと予約できない、超人気イベントなんです。ワールドサイクルでもこのイベントを盛り上げるべく、スポンサーとして受付を兼ねた前日イベント会場に到着。普段のネットショッピングより大幅にお買い得な商品を多数ご用意して、淡路島出張所をオープンいたしました。どのくらい安かったかといいますと、もう直接ご来店されたお客様しかわかりません。8割引き9割引なんていう商品も。定番商品も、計算しやすいように端数はカットして50円か100円単位に切り下げていますので、送料なんかを考えると断然お安くご提供!
ステージでは、地元神戸を中心に活動する「にこいち」さんのミニライブが開かれました。5月30日(土)に劇場公開された淡路島が舞台の物語で、淡路島でオールロケも行なわれた映画『種まく旅人 くにうみの郷(出演:栗山千明、桐谷健太、三浦貴大、谷村美月・・・)』の主題歌をうたっており、これから人気が出そうな男性デュオ。透明感のある歌声で、ロングライド前の緊張した参加者達の心にさわやかな風を運んでくれました。
ミニライブの後は、じゃんけん大会。スポンサー各社から豪華賞品が提供されていました。もちろんワールドサイクルからも、タイヤやポンプ、ウィンドブレーカーなど、総額ウン万円の賞品をご提供!前日祭終了間際まで、ワールドサイクルブースには沢山のお客様にご来店いただきまして、ありがとうございます!翌日の朝。
会場から3キロほどのペンションに宿泊した我々は、4時に起床し、5時15分頃に会場に到着。あたりはまだ真っ暗。会場には既に800人近い選手が集まっています。手荷物を預けてじっと列で待つ事約1時間。そこからスタート地点までゆっくりゆっくり移動して、6時30分ごろ遂にスタート。この大会、過去には信号待ちで1時間以上かかったこともあったそうですが、毎年コースやエイドステーションの位置を見直したり、急な下り坂での追い越し禁止など独自ルールを設定したり、何とか参加者達に安全・快適に走れるようにと工夫されているのがよく分かります。
特に、スタート地点から洲本までは信号が多いことの対策として、信号のタイミングまで変えているそうです。交差点によっては、警察官が赤信号でも自転車を誘導してくれるという超VIP対応。まさに淡路島一丸となっての「お・も・て・な・し」のある素晴らしい大会なんですよ。東海岸を走ること約1時間。最初のエイドステーションに到着。ここから山岳地帯に入るちょうど境目になります。圧巻がこの2000人分のトン汁。大なべ4つに具がタップリ。朝の4時から仕込んでくれたそうです。それをクイーン淡路のお2人や、綺麗なお姉さん達が振舞ってくれます。他にもおにぎりやドーナッツ、サザエのつぼ焼きなども。むむ、エイドステーションのお姉さん方、かわいい方ばっかりではないですか!既におなかタプタプですが、ここから最初の山岳エリアに突入。ここの下りは追い越し禁止エリア。黄色いビブを着た先導のライダーはもちろん、参加者同士でも追い越し禁止です。下りきると、南淡路水仙ライン。審判と書かれたビブを着用された某ショップの「てnち」が颯爽と追い越していったので、すかさず乗車。向かい風にも関わらず時速40キロ巡航でぐいぐい引いてくれました。
この区間はワープしたしたように、あっという間に2つ目のエイドに到着。エイドではバナナやぜんざい、おにぎりなどなどをいただきました。このおにぎりはコンビニのローソンさん提供なんですが、ビニールで巻かれていない為食べやすいしゴミも出ない。しかも具の種類も多い。
お姉さん他の笑顔のトッピングも加わって、普段のコンビニおにぎりよい旨~い。てんぷらも旨~い!2つ目のエイドを出ると、いきなりの激坂を登り、福良港までほぼ内陸部を走行します。どこをとっても自転車・自転車・自転車の列。福良港の手前の楽しい山登り。登ったら下りましょう。でもここも追い越し禁止ですから、安全第一です。まさにダウントゥオーシャン! アワイチの醍醐味です。そして95キロ地点にある3つ目のエイド。もうすぐ100キロです。
ここではそうめんや味噌仕立ての鍋、手作りパン、プリン・ブリュレ・ヨーグルトなどなどをいただきました。疲れの見え始めた胃腸に、スイーツは嬉しい。山岳地帯を越えてきた参加者の中にはやや疲れも見えますね。淡路サンセットラインを北上。そういえば昨日宿泊したペンションの親父が朝言っていました。
「今日は北風が強く吹くんじゃないか」
まさにその予言どおり、このあたりから厳しい向かい風に苦しめられます。口の中もカラッカラになってきます。3つ目と4つ目のエイドの間隔は短く、20キロで到着。それでも1時間近くかかりました。
さぁこれが最後のエイドです。ちくわとたまねぎスープ、ドーナツをいただいて、ちょっと早めに出発。さぁ残り30キロ。ここからもまだ向かい風がきつかった。そのくせ弱った脚に追い討ちをかけるように細かいアップダウンがあるんです。
でも明石海峡大橋が見えると、何故かスピードアップしてしまうから不思議。実際はこのあたりから北風が徐々に横風、追い風になるから、気分だけでもないんです。道の駅あわじの手前、右側へ進路ととると、最後の登り坂。オールスポーツのカメラマンのレンズが沢山光っています。ここは丁度ライダーのバックに明石海峡大橋が見える絶好の撮影スポットなのです。
なるべく他のライダーの影にならないようにペースを調整して、さぁ、渾身のポーズを決めるときです。この山を越えればあとは下るだけ。朝スタートした公園内のコースを逆走して、ゴール。
ステージ前で撮影できる行列に加わり、ゴール写真。撮影はボランティア撮影の方がしてくださいました。クイーン淡路のお2人とも、ゴール写真。こちらは前に並んでいた方と撮影しあいっこです。
かわうそ店長ジャージについて、高評価でした。ゴール地点では参加賞のドリンクチケットでのどを潤し、完走賞を受け取ってからアンケートに記入。預け荷物を受け取って、岩屋港まで自走します。
岩屋のフェリー乗り場に到着してチケットを買おうとしたら、丁度出航2分前。しかも待っていたのは「まりんあわじ」 造船の町尾道で作られた新造船です。この「まりんあわじ」、なんと自転車ラックを搭載しているのです。10台用のラックが2機搭載されています。
ラックへの固定はひもとゴムチューブでしたが、実際のところこのほうが実用的なんでしょうね。朝乗船したフェリーは「まりーんふらわあ2」でしたが、自転車の積載はこんな感じ。それぞれ壁際にロープで固定します。自転車が多いと、折り重なるように固定されるんですよね。ちなみにもう1船あるのですが、それはこれよりもかなり小型で、海が荒れていると波しぶきが自転車にかかりそうなんです。時刻表を見れば船の種類が分かるので、出来ればまりんあわじに乗れるように時間調整してみてください。
ますますアワイチしやすくなりました。明石からはJRの快速で輪行。日曜日の4時台ということで空いていました。前後輪を外して縦型に収納する輪行袋なら、二人かけのシートに立てかければ、通路にはみ出ることなくすっきり置くことが出来ます。手すりに巾着紐をくくりつければ、安心して座っていられます。淡路島一丸となって開催してくれる淡路島ロングライド、来年も楽しみですね。募集は5~6月ごろです。今年は3週間弱で定員に達したようですので、参加してみたいなという方は、忘れないように来年の手帳に書き加えておいて下さいね。
宿は日程が決まった時点で予約しておくのがいいと思いますよ。
キャットアイ・アトラスの走行データ
最新情報をお届けします
Twitter でWORLDCYCLE_BLOGをフォローしよう!
Follow @WORLDCYCLE_BLOG