大型サドルバッグの元祖といえば、レベレイトデザイン。アメリカのアラスカ州で作られているということで、のんびりと作られているというか、生産量は少なく、売切れてしまってもなかなか入荷してきません。しかも入荷時期を確認してもなかなかハッキリした納期の回答がなく、入荷したときが入荷時期という極めておっとりとしたメーカーです。
最近は他のメーカーからも大型サドルバッグが発売されており、コスト高のこのブランドは生き残れるのか心配するのですが、そこは元祖の意地とでも言うのでしょうか、入荷するといつの間にか売れてなくなっているという不思議なブランドでもあります。
大型サドルバッグは3種類発売されておりますが、ケースとインナーバッグが別々になった「テラピン」というモデル、2015年10月末に入荷した分から、こっそりマイナーチェンジされていました。
モデルチェンジするなら事前に教えてくれればいいものを、入荷してからショップが気が付くというのも、実にこういったガレージメーカーのアルアルなところです。
変わったのはココ。ケースとインナーバッグを縛るストラップが、1本から2本になりました。
たしかに1本だと、中心から少しでもずれると、バッグのバランスが崩れて走りにも影響します。それが2本になったというのは、極めて全うな進化だと思います。2本のストラップの間隔が広がったりしないように、スライド式のブリッジも追加されています。
さらにこのブリッジには、クリップ式のテールライトがつけられるのです。
他は変わりありませんが、せっかくなので一通り写真を撮っておきましょう。
これは全体を上から見たところ。バッグの上側にもストラップなどで荷物をくくりつけられるようになっています。
底部分です。泥除け代わりにもなるため、平面でシンプルです。
ケース部分のみです。インナーケースを固定するストラップが2本、びよーんと伸びています。
ガバチョと開きます。
インナーバッグを取り出す際に、ケースの横のストラップを緩めれば簡単に外せます。ケースの着脱はサドルのレールの下にストラップを通すためやや面倒ですが、この構造ならケースはサドルとシートポストに付けっぱなしで大丈夫。
シートポストに固定するベルクロはかなり太め。いかにも丈夫です。
インナーケースはロールトップ方式の為、取っ手代わりに持つことが出来るのも、便利ですね。 防水です。
宿に入る時や、輪行のときなど、ケースはバイクに付けっぱなしにしておいて、インナーバッグだけ外せばオッケー。とても便利です。
今のところ3タイプ在庫がございますが、売れてしまうと次またいつ入荷するのか全く不明。気になる方は、お早めにご注文ください。
※こちらの商品は取り扱い終了となりました。
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