日帰りで走りに行った場合、輪行しないとスタートとゴールは必ず同じ。
普通は自宅からスタートして、ぐるっと回って帰ってくるか、目的地まで往復するか。その日走れる距離の半分までしか行けません。次第にいつも同じコースばかりになってきます。
でも帰りは輪行するつもりなら、走れるところまで走って、あとは輪行でびゅーんと帰ってこれます。大まかなコースと駅の位置関係を把握して走りに行けば、あとは適当、気の向くままに走れます。
その際の持ち物は、輪行袋だけでは不足です。上下サイクルウェアーのままで電車に乗るのはマナー違反。ショートパンツに履き替えましょう。もしくはショートパンツを上から履きましょう。その際汗がしみるかもしれませんので、綿のパンツより、化繊のものがオススメです。
夏なら汗だくのジャージから着替えるためのTシャツ、冬なら防寒用のジャケットが必要です。コンパクトになるダウンベストもオススメです。私の場合大き目のサドルバッグ(シートポストバッグ)に、輪行袋と着替えを押し込めば、無敵のツーリングバイクにはや代わり。
温泉や銭湯につかってくるのもいいですね。その場合タオルは借りてしまうほうが、荷物は減らせます。
この日は朝の8時に自宅をスタートして、休憩と昼食を入れて5時間の間に、走行距離はちょうど100キロ。あらかじめ予定していた駅で輪行します。
田舎の駅ですから、他の乗客の方の邪魔にならない場所を探すのは簡単です。まずはスピードメーターとライトを外して、ボトルの水を空っぽにします。オルトリーブのシートポストバッグに輪行袋、ショートパンツ、ジャンパーを入れています。このバッグは装着したまま輪行袋に入りませんので、外します。 完璧に固定された姿がコレ、びくともしませんので、絶対に傷がつきません。 ワールドサイクルの輪行講座にご参加いただくと、この状態を目指していただきます。輪行袋は、ワンタッチで接続できるストラップと、本体と同じカラーのスプロケットカバーが付属している、ワールドサイクルオリジナルの「R250縦型輪行袋 ブルー」です。
ショートパンツはスポーツウェアーブランドのランニング用です。ウエストがゴムなので一番小さくなります。
丹波竹田駅は無人駅でした。自動改札機も駅員さんもおりません。電車も1時間に1本でした。
乗車賃はカード(ピタパ)で支払うので、車内で乗車駅を証明するための切符を機械から受け取ります。 2人かけシートの車両に輪行袋を置く場合、ベストポジションはこちら。輪行袋の巾着紐を手すりにくくりつければ、電車のゆれにも暴れることはなく、通路にも一切はみ出しません。手すりにくくりつける時は、緩まないように数回巻きつけて紐と手すりの摩擦力を高めた上で、結びます。 キャットアイのBluetooth® SMART無線技術対応ワイヤレスコンピュータ「パドローネスマートプラス」とスマートフォンで記録したこの日の走行ログがこちら。
行きは自転車で4時間かけて走り、帰りは電車で2時間でした。電車と自転車の相性は抜群。輪行袋があれば、気軽に旅に出られますよ。
そんなこといっても、輪行って難しいじゃない! という方。ワールドサイクルでは参加したら必ず輪行が楽に出来るようになる、輪行講座を毎月開催中。過去レポートにも参加者の感想が沢山ございますので、是非お申し込みください。
最新情報をお届けします
Twitter でWORLDCYCLE_BLOGをフォローしよう!
Follow @WORLDCYCLE_BLOG