ユニークな商品展開で、何度もご紹介しているクロップスのワイヤー錠ですが、先日初めて知ったことがありました。簡単に3桁の暗証番号を自分で設定できるのですが、説明書やメーカーサイトにもかかれていない「裏ワザ」ことがあったのです。
それがタイトルにもある、
「時計周りさせると0でストップ」
ご存知でしたか?
「はぁ、自転車屋なのに、そんなことも知らんかったの?」
と思われる恥をしのんで、宣言します。わたし、今年(2016年)の3月まで、知りませんでした。
私も毎日使用しているので、何故かダイヤルが引っかかって動かないことがあるなとは思っていたんです。でもそういう場合も逆回転させればよかったので、どの方向に回した時どの番号で止まるかまでは、追求したことがありませんでした。自転車屋として反省です。
先日クロップスの担当の方とお話をしていた時に、突然知らされました。
「余り知られて無いんですけど、時計周りさせると0でストップするんですよ」
衝撃でしたね。思わず見栄を張って知ったかぶりをするところでした。
ネットで検索してみても、そのことについて書かれているページが見つかりません。ひょっとして知らなかったのは自分だけかもしれませんが、動画でご紹介します。
もう一度メーカーのウェブサイトを見てみると、動画の中にこっそり字幕で紹介されていました。
※問題のシーンは、40秒から始まります。
うわぁ、これは気が付かないなぁ。
どっちにしろ、クロップスの錠を使われていて、このことをご存知無かった方、
「時計周りさせると0でストップ」
覚えておいてくださいね。かといって、暗証番号を「1-1-1」とか、「1-1-2」 のように、0に近い番号だけを暗証番号にしないでくださいね。ばれやすくなりますよ。
最後に、一部ウェブサイトで、
- 黒いボタンを押しながらダイヤルを回すと、当たりの番号でボタンが凹むから、すぐに番号がばれる。
と紹介されていますが、これは正しくはありません。
- 3桁全て設定した番号になっているときだけ、当たり番号でボタンが凹む
というのが正解です。
どんな錠でも同じですが、絶対に切れない、壊せない錠はありません。あくまでも錠は盗難されようとした時に、時間稼ぎをするためのもの、泥棒に大変そうに思わせるためのものです。
誰もがうらやむような高級バイクを、繁華街や夜間に人目のつくところにおいておけば、どんな丈夫な錠であっても、泥棒には狙われます。
錠選びは、「駐輪場所」と「時間」と「バイクの価値」を考えて、駐輪するようにしてくださいね。スポーツバイクはは屋外でとめておくためのものではありません。走って楽しむものですから。
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