今年の初めに初入荷した、リッカルのアルミサイクルスタンド。サドルで引っかけるタイプのサイクルスタンドなので、バイクの種類やフレーム・パーツの細かい形状の違いで乗せられないということがほとんどありません。サイクリストウェルカムな飲食店や、サイクルイベントなどでもよくつかわれていますよね。一番有名なのは、ミノウラのレベル170という商品ですが、鉄製で11kgととにかく重たく、常設するケースでは便利でも、個人ユースで所有するというものではありませんでした。
そこで登場したのが、アルミ建材の老舗メーカー「理研軽金属工業株式会社」の「リッカル」というブランドの、折り畳み式アルミサイクルスタンドです。横棒が2段階に伸縮することで、最大5台の自転車の乗せることができます。
リッカルは定価22,000円(税別)なので、ミノウラのレベル170の定価22,500円とさほど変わらないのですが、当店での実売価格はリッカルが22,000円、レベル170が13,365円(2018年5月現在)と9,000円近い開きがありました。
そこで、個人ユースなら5台の乗せられなくってもいいんじゃない? ということで、伸縮しない固定タイプ「F」が新発売となりました。外見の違いは、伸縮するときの留め具の有無だけ。重量もたった500gしか変わりません。自転車で500gの違いというとかなりのものですが、2つのスタンドを持ち比べてみても、重さの違いはほとんどわかりません。収納サイズも全く同じです。
伸縮しないことでのデメリットは、4台以上乗せられないということだけ。言い換えると、3台までしか載せないのであれば、デメリット一切なし。メリットは、伸縮タイプ(最大5台)が定価22,000円(税別)のところ、固定タイプ(最大3台)は定価16,800円と、5000円以上安いのです。伸縮の有無だけで5000円も安くするとは、これメーカー的にはかなり無理していると思いますよ。新しい商品ですので、普及させるための戦略価格といえるでしょう。
どちらも耐荷重は100kg、こんなことしても大丈夫。自転車は前輪が地面に設置していれば、ラックへの負荷は約半分程度ですから、3台で100kgを超えることは考えられないですね。それほど基本設計がしっかりしているのです。。※お子さんが鉄棒がわりに遊ばないように、ご注意ください。
動画でもご紹介してみました。組み立てるのは、慣れればほんの10秒程度です。
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2020.3.27追記
ミノウラからもアルミ製の「ミノウラ Level-140」が発売になりました。リッカルよりは組み立てに手数が必要ですが、価格は抑えめです。
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