サイクルコンピューターやライトを購入すると、ハンドルやステムに取り付けるための台座が付属します。当然その台座って、ライト用にはライト、サイクルコンピューター用にはサイクルコンピューターしか取り付けられません。
最近はナイトライド用にライトを2個とか、GPSサイコンを2個とか、GoProのようなアクションカメラとか、気が付くとハンドル周りクリスマスツリーのようになっているバイクを見かけます。そんなクリスマスツリー感を解消してくれるのが、メーカーの互換性を超えて商品開発をしてくれる、サードパーティ製の台座のいいところ。
例えばこの「バーフライ」というブランド。最初からキャットアイやガーミン、レザイン、ブライトンなどなど、開発当時に考えられる限りのブランドに対応したアタッチメントが最初から付属しています。
こんなについて価格も抑えめでおすすめなのですが、一つ残念なのは樹脂製でクランプが1か所のため、剛性感があまりありません。よっぽど強く固定しても、アイテムを押し付けて取り付けるときに動いて角度がずれてしまうことがあります。そうならない一番の方法は、素材を剛性のある金属にして、固定バンドを2か所にすることです。そう、「レックマウント」のようにです。
レックマウントがこのジャンルでナンバーワンだと思うのは、次々と発売されるありとあらゆる新しい規格の台座をすぐに作って発売してしまうことです。最初に私が購入したときはガーミンのGPSサイクルコンピューターでした。今回ブライトンを使うことになったので、ブライトン用の台座(ベースプレート)だけ購入しました。
メーカーによって台座の形状ってすべて異なります。全く互換性なし。左がブライトンで、右がレザインです。明らかに形が違いますから。
パッパラー! ブライトンのベースプレートです。本体によって3種類ありますが、ナロー9の場合は5mmベースプレート対応のものをお選びください。
★ものすご~く沢山の種類がありますので、くれぐれも間違ったものを購入されないように、慎重に慎重にお選びくださいね。
小さめのプラスドライバーでボルトを外します。最初からついていたベースプレートは4本のボルトで固定されていましたが、今回購入したブライトンはボルトが2本しか付属していません。メーカーに聞いてみると、昔は4本でしたが最近は2本にしていますとのことでした。今注文するとレザイン用もボルトは2本だそうです。(2018.12月時点)
最近こういう作業をすると、ハズキルーペが欲しくなりますね。角度を間違えると、サイクルコンピューターが横を向いてしまいますよ。
ベースプレート交換完了。片持ちアームに比べて左右対称のレックマウントの両持ちアームのほうが、見た目に安定感があると思うのは私だけでしょうか?
写真だけだと伝わらないのですが、レックマウントが好きな理由はその剛性感。金属性で2本のブラケットで固定されているからでしょうね。サイクルコンピューターって台座に押し付けて90度か45度回転させて固定するのですが、その時の台座の安定感が半端ないのです。動画で撮影しましたので、ちょっとだけボリュームを上げてごらんください。
このはまる時の「カッ」って乾いた音と、「ボフッ」って外れるときの音、精度高いわぁ~って思いませんか?
レックマウント、お気に入りです。
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