2012年に中国のシリコンバレーとも呼ばれる深センで設立した自転車ライトの専門メーカー「GACIRON(ガシロン)」
昨年正式に日本法人が設立されました。アマゾンで乱売されていた時期もありますが、今後中国直送通販は消滅に向かい、正規代理店を経由した商品のみの流通になります。デザイン・機能性に優れた商品ですので、この機会にワールドサイクルでも取り扱いを始めました。
フロントライトは、400ルーメンから1800ルーメンまで5アイテムの展開。その中から、MAX400ルーメン、MAX800ルーメン、MAX1600ルーメンの3アイテムをご紹介します。
まずは見た目から
ごちゃごちゃしていない、シンプルなデザイン。スイッチはボディ上部に一つあるのみ。充電は裏側のマイクロUSBに接続します。
レンズ部分を拡大してみましょう。1600ルーメン以上のモデルはレンズが2つ。1000ルーメン以下のモデルはレンズが一つです。上側に小さな”ひさし”のようなものが見えますね。光が上下左右均等に光るとどうしても対向車から見たときにまぶしくなるため、やや下向きに光を集める工夫です。レンズの一部が黄色いですね。実際光も少し黄色味を帯びています。
明るさは?
申し訳ありませんがキャットアイを引き合いに出させてもらいます。MAX500ルーメンのHL-NW100RCシンクコアです。
カメラの設定は ISO800 F2.0 シャッタースピード1/15で固定です。
ダブルレンズのV9D1600は、点灯後約1分ほどでボディの温度がかなり暖かくなりますが、メーカーに確認したところこれで正常とのことです。実際それ以上熱くなることはありませんでした。
ブラケットは?
次にライトの明るさと同じくらい重要な、ブラケットを見てみましょう。実際のところライトは良くてもブラケットがイケてないメーカーってかなり多いんです。丸いハンドルにしかつけられないとか、ゴムでとめるとか。ゴムだけだと固定力が弱く、走行中の振動でライトがお辞儀をしてしまったり、ゴムが劣化して切れてしまったりと。その点キャットアイの台座は秀逸です。ほとんどモデルチェンジをしていないので、古いモデルとの互換性も保たれています。もちろん丸ハンドル以外にも取り付けできますし、すぐに劣化して交換しないといけないということもありません。
あれ、ガシロンの台座、キャットアイとそっくりですね。
よく見てみましょう。ガシロンの方が一回り大きめです。ライトを固定する爪が、キャットアイはライト本体についていますが、ガシロンは台座側についています。つまみも大きめですね。
実際にライトをつけ外ししてみると、ガシロンの方がガシッと固定されています。その分ライトを外すときは、しっかり両手を使わないと取れません。グラベルのようなコースでも、容易に振動で緩んだり外れたりしないぞという意気込みが伝わってきます。
ライトをつけてみると、前後の位置も違いますね。キャットアイは真ん中ですが、ガシロンはライトが少し前に出る感じです。
ガシロンの台座には、もう一つ特徴が。取り付けたままで、ライトが360度回転します。無段階ではなくおよそ15度くらいでカチカチカチと区切りがあります。
実際のところ前以外を照らすことってめったにないとは思います。夜の山道で、脇の茂みから「ガサガサ」ってしたときは、さっとそちらにライトを向けられたら、便利なんだろうか…..
リモコンとUSB
最後に、1600ルーメン以上のモデルには、有線リモコンが付属します。ハンドルに取り付けたライトにリモコンってのもどうかとは思いますが、使っても使わなくってもいいので、ご自由に。あとこれはオフィシャルではないのですが、1600ルーメン以上のモデルにはUSB(メス)があるので、モバイルバッテリーのような使い方ができるのです。
ということで、ワールドサイクルで新たに取り扱いを始めて、ガシロンのご紹介でした。
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