世界で初めてロングサイズのツールケースを開発・発売したワールドサイクル。さらに2つのアイデアを追加した新製品を発売しました。
旧モデルで不満な点が3点ありました。一つ目が、
すこ~し太くて、ボトルケージから出し入れしにくい。
2つ目が、
シートチューブにつけたとき、先っぽがすこ~し脚に当たる。
その2つを一度に解決するために、上下端の太さを少し細くしました。
細くするだけではわずかながら容量が減ってしまいますので、長さを5ミリ長くして、容量はキープ。使いやすくなったけど、小さくなったでは困りますからね。
下端を細くすることで、ボトルケージにすっと入って、さっと取れます。もちろんボトルケージの種類にもよりますが、旧型は片手で出し入れするのがきつくって、つい両手で行っていました。新型は片手でささっと出し入れできます。
上端を細くすることで、脚が当たりにくくなりました。特にフレームサイズが小さい方にこれは効果的です。ほんの数ミリなんですが、これが思った以上に効果的。旧モデルが脚にすこ~し当たって気になっていた方、ぜひお試しいただきたい。
3つ目の不満がこれ、
すごくシンプルな解決策。ゴムのわっかを縫い付けました。ジッパーのつまみ部分を入れてください。これだけで、ジッパーのつまみがブラプラして、フレームに当たって音が気になることが無い!
今回もあえてジッパーは止水タイプではなく、ノーマルタイプの裏使いです。止水ジッパーは動きが硬いんです。特に4か所ある角の部分が。
他社の止水ジッパータイプを実験してみると、ツールポーチに採用しているような安価な止水ジッパーって実はあまり効果が無いんですよね。豪雨を想定した実験をしてみると、全く効果はありません。
中身はこのように整理して収納できます。5mm長くしたので、旧モデルよりも5mm大きいポンプが入ります。地味な改良ですが、ボトルケージに引っかかりやすいようにつけてある溝を少し浅くしてあります。いろいろ試してみると、そんなに深い溝でなくても、十分効果があるんです。
カラーはカーボン柄にブラックジッパーと、同じくカーボン柄に半分だけ赤色ジッパーです。半分だけ赤色ってところがポイントで、両側赤いとちょっとくどい感じがするんです。特注で半分ずつ染めているので、手間がかかっているのです。
ツールケースがほかのメーカーからもいろいろ発売されていますが、ここまで細かく、しかもシンプルに考えられているものは他にはありません。実際に自転車で走り回っているワールドサイクルのスタッフが開発しているからこそのアイデアです。情熱がいっぱい詰まったこのツールケース、是非お試しください。
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