縦型輪行袋が自立するのは、
- エンド金具
- サドル
- 前輪
- 後輪
の4点が地面に接地するように収納するから。中でもポイントとなるのがエンド金具です。
これ、どれだけきつく取り付けたところで、輪行袋を置くときに注意しないと、ずれちゃうんです。動いちゃうんです。ずれちゃうとどうなるかといいますと、4点で自立しなくなるばかりでなく、リアディレイラーのワイヤーの部分が地面に直接あたってしまい、ワイヤーが曲がってしまいます。曲がるとどうなるかといいますと、ワイヤーがスムースに動かなくなりますので、変速がきちんと動かなくなってしまいます。上の画像でも若干曲がってますよね。これ、あかんのです。
そこで、輪行マイスターの輪行講座では、このようにお教えしております。
輪行袋を地面に置くときは、まずサドル側からおいて、次にリアエンド側をそぉっと置いてください。
とはいえ、輪行袋に入れてしまうと、リアエンド金具は見えませんので、どっちがどっちかわからなくなりますね。
それはこのようにお教えしております。
肩紐が袋の途中から出ている方が、リアエンド金具ですよ。
袋に入れるときも、この「肩ひもの出口」は目印になります。ほとんどの縦型輪行袋の底には、どっちがサドルかリアエンドか、イラストもしくは文字で書いてあります。R250の輪行袋の場合は、こんな具合です。
でも袋をここまで広げて、間違っていたとしたら、それはそれで面倒です。袋を広げる前にわかっているといいですよね。その時の目印も、「肩ひもの出口がリアエンド」となるわけですが、輪行するのが年に1~2回って方には、それすら覚えられるかどうかも、自信ないですよね。
そこで、R250にはもう一つ目印があります。それが、輪行袋のイラストです。
輪行袋を広げるときに、R250のイラストを探してください。そのイラストの向きと同じです。これならちょっと覚えやすくないですか?
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