R250から発売された、「マルチポジションバッグ アーガイル リップストップ（廃版）」をご紹介します。

知り合いの女性ライダーから、発売直後に「ベックオンに行けばすぐに買えるのか？」と連絡が入り、その日のうちに購入。早速使ってくれたようで、数日後には写真まで送ってくれました。輪行を駆使してロングライドを楽しまれている方で、ここ数年の走行距離は年間約12,000キロ。真っ黒にまとめられたバイクからも、スキのなさがうかがわれます。

まずはサドルバッグとして使用しているということで、細かく見ていきましょう。

硬い芯材などは一切使用していませんが、中身の入れ方が上手いため、きれいに取り付けられています。

ストラップだけで取り付けるタイプなので、サドルのカーボンレールを痛めません。

ロールタイプのバックルが、横ではなく縦になるのが特徴です。

太ももの後ろが当たらないように、細身のデザイン。これってサドルバッグにとって重要です。

中身を一挙にご紹介します。まさに「1：輪行して走って帰る」、「2：走って輪行で帰る」、「3：輪行して走って輪行して帰る」の輪行3パターンどれにも対応した、夏のミニマルスタイルです。

輪行袋はオーストリッチの最も小さい縦型輪行袋「ウルトラSL100」。

縦型輪行袋にエンド金具とスプロケットカバー、フレームカバーは欠かせません。クイックレバーは自転車から流用します。

ぴちぴちレーパンのままでの輪行は、マナー違反といっていいでしょう。軽量コンパクトなショートパンツも必需品。

気に入ったお店を見つけたら、お土産を買って軽量でコンパクトなリュックに入れて持ち帰ります。

今回はサドルバッグスタイルでの使用ですが、フロントバッグ、フレームバッグとしても使用できます。

第2形態は、フロントバッグ。ストラップ2本でハンドルに巻き付ける感じです。

第3形態はフレームバッグ。中身は少し薄くなるようにした方が、脚に当たりにくくなります。

表の生地は、撥水効果と耐摩擦性能の高い、4層構造のアーガイルリップストップ生地を採用。防水にすると重量が犠牲になるため、雨の時な中身をビニール袋に入れるなどして防水してください。細長い袋なので、奥の方の中身が見えやすいように、裏地は派手な黄色を採用。

重量は、105gと軽量です。

生地自体に薄くアーガイルの模様が入っているので、R250のロゴは控えめにラバータイプのピスネームのみ。R250のバッグ、なかなかの自信作です。（廃版）です。

同じ素材を使用したサドルバッグはこちらです。