30年近く前、マウンテンバイクのカンチブレーキがVブレーキに進化したとき、まぁ~よく効くって感動したものです。その後もマグラの油圧ブレーキが登場したり、ロードのキャリパーブレーキがシングルピボットからデュアルピボットに進化したり、マウンテンバイクの油圧ディスクブレーキに進化したりと、新しいものが出るたびに感動のしっぱなしです。
輪行マイスターは断言します。今後20万円以上の完成車のロードバイクは、敢えてクラシカルな雰囲気を出そうとするのでなければ、すべて油圧ディスクブレーキ&スルーアクスルになります。移行期って、必ず新旧勢力があ~だこ~だと自説を語りますが、もうこれはほぼ確定でしょう。
そこで、日本だけの特殊事情、自転車を分解して袋に詰めて電車に乗る「輪行」 ディスクブレーキだから輪行できないなんて言ってると、遊びの幅が大幅に減ってしまいます。
でも大丈夫、油圧ディスクブレーキ&スルーアクスルといっても、変わるのは2点※だけです。
※ここでの輪行とは、電車を利用した輪行です。飛行機での輪行は別物です。
- ブレーキキャリパーにパッドスペーサーを挟む。
- スルーアクスル用エンド金具を使う。
これだけです。輪行袋自体は、今までのものと変わりません。
あと一つあるとすれば、
「ブレーキローターにカバーはしなくていいのか?」
これに対する輪行マイスターの答えは、どっちでもいい。心配ならつければいいと思いますし、注意して運ぶし、荷物が増えるのは嫌だと思うなら、何もしなくていいと思います。
駅前をお借りして、全部通しで縦型輪行してみましたので、是非ご覧ください。ローターカバーは使用しておりません。フレームバッグをつけていたので、フレームカバーも付けていません。
輪行って、難しいといえばむつかしいですが、簡単といえば簡単です。いずれにしても、ちゃんと練習しないと、楽にはできません。輪行マイスターとけんたさんの輪行動画(↓)や、輪行講座もおすすめですよ。
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