2013年12月1日、道路交通法が改定されて路側帯の自転車の右側走行が禁止されました。これで自転車と車、自転車同士の正面衝突の事故の原因が減るといいですね。
同日、関西シクロクロス2013-2014第4戦丹波自然運動公園が開催されました。私が関西シクロクロスに参加し始めた5年前、園内の駐車場の前の道路まで参加者の車があふれることはありませんでしたが、ここ数年こんな状態が続いています。
シクロクロスにはまってしまういい大人が増えているんでしょうね。嬉しいことです。
丹波といえば、激坂が有名。たんなる激坂なだけではなく、激下りを折り返してすぐに上り始める為、コーナーでのライン取りや、シフトテクニックが重要なポイントです。
手前のライダーが下り、その後100度以上右に曲がって、登りとなります。
下りのハードブレーキングで、フロントフォークがぶるぶると震えるのがわかります。
コーナーの内側をするっと回りきれるといいのですが、前のライダーに追突しようとすると、上手くいきません。
どのクラスも1周目はこんな状態。小石がごろごろしているので、踏み込めばいいというものではありません。後輪がスリップしないように、前輪にも体重をかけながら、丁寧なペダリングが要求されます。
女子のトップクラス、CL1でもトップ4人はこの状態。
男子のトップクラスになると、ダンシングでクリア。しかも溝の外側の状態の良いラインを上手に登っていきます。時速10キロ以下のガレガレの激登りでこの細いラインを走るというのは、相当なテクニックが必要です。
今回はこの激坂区間で、ライダーのギアとペダル、かかとの位置に注目。当然ながら、インナーxローギアです。
トップグレードになると、電動シフトも多く見られます。
フロントがアウターなので、上りきれず押しが入りました。
突然「バチンッ」という音がしたので思わずカメラを構えたところ、チェーンがブランブラン!
この後、激坂を上りきる手前に、このチェーンは置き去りになっていました。
やっぱり激坂だと、3時の位置でかかとは下がるよな~。あっ、ディスクブレーキだ。
またもや電動シフト。しかも11s。
リアディレイラーがちょっと古めのデュラエースですね。
こちらも同じく、ちょっと古めのデュラエース。チェーンはブルンブルンと上下に震えています。
押しているときも、チェーンはしなっています。ペダルはシマノのゲージ付きです。
マッチョな岡○さんは、背中がでかい!
いっ、痛そう。男の子はいつまでたってもひざ小僧から血を流すものですね。
全日本チャンプの足は、意外にほっそり。タイヤはせみスリックタイプですね。カンチブレーキの千鳥は古いものをチョイスしています。
あ~っと、ここでこの日M1クラスで3位に入賞した、○ょろ○ょろさんが通過。今回もフロントギアはウルフトゥースのシングルギア。チェーンが落ちないようなデバイスを追加しなくても、厚みの異なるギアがガシッとチェーンを加えて、落ちない仕組みです。
一応私も・・・・ 。2年前M2に昇格を果たした得意のコースではありますが、この日は5周目に後輪が痛恨のパンク。ゆっくり走っているとトップの選手にラップされ、あえなく周回遅れとしてゴール。
タイヤって、「そろそろ交換したほうがいいかなぁ~」 って思っていると、コチラの気持ちを先読みするかのようにパンクするんですよね。ちくしょ~。
来週もシクロクロスレースに出る方に、重要なお知らせです。UCI規定では、ハイソックス・タイツ・ノースリーブジャージが禁止されております。C1だけではなく全てのカテゴリーに適応されます。ちなみにUCIでは自転車についても細かく規定が設けられておりますが、それについては従来どおりC1だけの適応となります。
直前のスタートラインで、「出走禁止」とならないように、くれぐれもご注意ください。スポーツですから「ルールを知らなかった」ではすみません。ルールを熟知せずに参加するのは許されません。
ではまた、来週。
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