リムの汚れは心の汚れ。ホーザンのラバー砥石(K-141)でリムをクリーニング。

k141 リム砥石バイクの汚れは心の汚れ」 「チェーンの汚れは心の汚れ」 という言葉がありますが、リムも同じ。それなのにバイクのフレームやチェーンと比べて、掃除の仕方についてあまり語られることが少ないように思います。

そこで、リムの掃除方法をご紹介いたします。

 

その1 パーツクリーナーで拭き取る。

k141 リム砥石リムを掃除する上で注意しないといけないのは、絶対に脂分がついてはいけないということです。まさかチェーンを拭いたウエスの、まだ綺麗な所でリムを拭く人はいないと思いますが、フレームをから拭きしたり、フレーム保護のポリッシュなどを使用したウエスで一見綺麗そうに思えるものでも、絶対に使いまわしてはいけません。古タオルや古Tシャツを再利用したウエスにも、洗剤など多少の脂分が残っているかもしれません。

そこでオススメなのが、使い捨てのペーパーウエスです。当店で販売しているものですとこちら
のような、使い捨ての不織紙がぼろぼろになりにくいものがオススメです。

不織紙はからぶきよりも、速乾性のパーツクリーナーをウエスに吹き付けたほうが、断然綺麗になります。オススメのパーツクリーナーはこちら
タイヤのゴムを痛める場合がありますので、パーツクリーナーを直接リムに吹き付けることは絶対にしないでください。k141 リム砥石パーツクリーナーで拭くと、リムサイドはかなり綺麗になります。でもリムサイドは、ブレーキシューやブレーキシューとの間に挟まった小石などで削られ傷んでいて、その傷の間にも汚れがこびりついています。

その2 ラバー砥石でこする。

そこで登場するのは、ヤスリです。ヤスリといっても、砥石です。包丁を研ぐときに使用するものですね。ホーザンから発売されている「ラバー砥石」という商品がピッタリです。

自転車好きにはホーザンといえば自転車用工具の専門ブランドかと思われているかもしれませんが、実は一般工具のほうが主力商品です。自転車用商品は、品番が「C」から始まるのですが、一般工具の場合は、「K」から始まるので、簡単に区別することが出来ます。

k141 リム砥石
このラバー砥石、荒さの違いで3種類発売されています。
  • K-140 ヤスリで言うと60番台。荒すぎてリムに使うと大きな傷となります。
  • K-141 ヤスリで言うと120番台。リムにオススメです。
  • K-142 ヤスリで言うと320番台。リムにオススメです。
3種類もあるとどれを使えばいいのか迷いますよね。リムサイドの掃除にオススメなのは、ズバリ「K-141」

k141 リム砥石コレでリムサイドをコシコシこすってやります。別名「リムの消しゴム」とも言われるように、使用中は細かい黒いカスが出ます。室内で作業する場合、下に新聞紙やマットを敷くなど汚れ対策をしっかりしておかないと、大変なことになりますよ。

リムが完全にシルバー色になるまでこすろうとすると、それ相当の時間がかかります。ある程度のところで切上げましょう。

 

このラバー砥石、今までは手に持って使っていたのですが、ホーザンから専用ホルダーが発売されました。それが、
竹の板に穴を空けて、シャフトで繋がっていいます。小学校で使った小刀のようで、なんだかちょっと懐かしい感じです。k141 リム砥石横から見るとこんな感じ。先端に段差があり、ここにラバー砥石を挟みます。 k141 リム砥石挟んだら、シャフトを砥石のほうにずらすと、先端が狭くなって砥石が固定されるという仕組みです。 k141 リム砥石持ち手が出来たので、手で握って力を入れることが出来るのです。k141 リム砥石あぁ、こりゃ楽だわ。ラバー砥石だけでもそんなに不便とは思っていませんでしたが、一度コレを使うともう元には戻れません。k141 リム砥石ラバー砥石には、アルミのカスが付着します。このままだと目詰まりしますし、段差が出来て、平らにリムをさらうことが出来ません。 k141 リム砥石包丁を研ぐ砥石も同じですが、平面に削ろうとすれば砥石も常に平面である必要があります。アルミのカスが付いた面は、コンクリートやアスファルトにガリガリとこすり付けてください。それだけでアルミカスを綺麗に取り除くことが出来ます。 k141 リム砥石ラバー砥石のカスはリムサイドにも残っていますので、仕上げにリムサイドをパーツクリーナーと不織紙で拭くのを忘れずに。

その3 包丁研ぐ時、砥石って水に濡らすよね?

包丁を砥石で研ぐ時って、砥石をタップリの水に浸しておいて、完全に水分を吸った状態で使用するものです。研ぐ旅に砥石が削れ、それが粘土状の研磨剤となって包丁が研がれるのです。

ならばこのラバー砥石も濡らしたほうが良いのでは? やってみました。k141 リム砥石小さな容器に水を入れて、ラバー砥石を水に浸します。k141 リム砥石こすります。こすります。ラバー砥石ホルダーが超絶便利です。乾燥したラバー砥石と比べて、どんどんカスが出てきます。初めてこする場所は、最初少し「ツルッ」とした感触で、水がはじきます。それだけ油分が残っているのです。何度もこすっていると、あるときふと感触がかわります。それが磨きあがりの合図です。

濡らすとなぜか砥石も目詰まりしません。k141 リム砥石上の画像の左側が濡らしたラバー砥石でこすった後の状態。こすっていない右側には黒い筋が沢山。違いは一目瞭然ですね。砥いだ方は平らでつるっとした指ざわりですが、砥いでいない方は、ざらざらしています。k141 リム砥石最後に必ずウエスにパーツクリーナーをつけて、リムサイドを綺麗に仕上げてください。

前後のホイールを磨きだすと、あっという間に無我の境地に到達できます。一心不乱にリムを磨きましょう。

 

その4 ブレーキシューのチェックも忘れずに。

最後に、ブレーキシュー側もチェックしてください。アルミの金属片や小石、ブレーキシューのカスが付着している場合があります。それらは、先端のとがった千枚通しなどで取り除いてください。ブレーキシューの溝にもカスが詰まっていますので、綺麗に取り除いてください。

最後に、ブレーキシューの表面をラバー砥石で軽くこすってやれば完璧

この作業は後輪を外さないと出来ませんが、ついでにブレーキの周りも全体的にウエスできれいにしておきましょう。 キャリパーブレーキの稼動する軸部分に注油しておくのも良いでしょう。k141 リム砥石よっしゃ、これでリムの掃除は完璧。

レバーを引いて遊びの状態からリムに軽く触れた瞬間の感触が変わりますよ。油分が残っていると、「スルッ」と滑る感じなのですが、掃除した後は、リムに触れた瞬間がはっきりとわかるようになるので、よりダイレクト間のある、細かいブレーキングが出来るようになります。

いくら上位グレードのブレーキをつけていたとしても、リムやブレーキシューが汚れていれば台無しです。ワイヤーの取り回しや摩擦が大きくても台無しです。ワイヤーをハンドルに沿わすのがいい加減でも台無しです。

「リムの汚れは心の汚れ」 常にバイクがピカピカであれば、トラブルを早期に発見できるばかりでなく、常に最高の走りをもたらしてくれますよ。K-141は値段も数百円と手ごろですし、鉛筆用の消しゴムのようには早くは減りませんので、結構長持ちしますよ。

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