自転車用のシューズって、大抵は夏向きに作られています。つまり防寒性よりも通気性を考慮した設計です。冬は実に多くの種類のシューズカバーが発売されていますが、夏用はそれ以上涼しくさせることは出来ませんから。
いくら通気性の良いシューズでも、長時間走ればやっぱり足が蒸れ蒸れ~っとなってきます。
シマノでは、サンダルタイプのSPDシューズを古くから発売しており、とても好評ではあるのですが、それでも「サンダルはちょっとねぇ~」と思われる方が多いのも、事実。
普通のシューズよりももっと通気性がよくって、サンダルほどくだけていない。そんなシューズが無いものかと探していたところ、パールイズミが発売しているこのモデルを発見。
早速試してみました。
穴の大きなメッシュを多用したデザインで、アッパーはとてもやわらかく出来ています。日本人に多いといわれる甲高幅広の足であっても、ぎゅい~んと伸びるので、窮屈という感じはありません。
ソールは一見ジョギングシューズかと思うほどたっぷりとした厚みがあります。もちろんSPDクリートが取り付けられるのですが、比較的その部分は深く出来ているので、SPDクリートが直接地面にガリガリ当たりにくく出来ています。
※シューズのサイズが小さかったり、クリートの取り付け位置を前側につけていると、ソールよりクリートが出っ張ることになります。
シューレースは伸縮性のあるゴムを使用しています。結ばなくともシューレースで引っ張れば、簡単にフィット感を調整できます。しかも余った部分は先端のパーツによって、シューレースに引っ掛けられる造りになっています。
コレにより、余りがチェーンやギアに絡みつくといトラブルを防いでいます。
SPDクリートの取り付け位置も、前後左右に調整可能。
カラーが1種類しかないのが惜しいところですが、ベースが黒色なので、それほどあわせにくいということは無いかと思います。
パールイズミ 【15112005】X-ALP DRIFT 2
これはメンズ用ですが、レディース用はブラック/グレーを貴重としてパープルがアクセントになっています。
パールイズミ 【15212002】W X-ALP DRIFT2 レディース用
上記シューズはメーカー廃盤です。後継モデルは、こちら。
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