自転車のチェーンの洗い方ですが、一体何時までスプレー式のパーツクリーナーを吹き付けて、ウエスでごしごししているんですか?
それじゃあ、いくらやったって、チェーンの中(リンクピン)は綺麗になりませんよ。毎回毎回チェーンを外して灯油につけるという伝統的手法も、今やチェーンに取り付けてチェーンをぐるぐる回すタイプのチェーンクリーナーの前では、全く形無しです。
まぁ、見てください。3台のスポーツバイクのチェーンを洗ってみました。まずは6年ほど前に購入した24インチのジュニアマウンテンバイク。
油汚れは落ちて綺麗になりましたが、サビています。さびまでは取れませんが、どうです、この綺麗さ。ほんの数分でここまで綺麗になります。
続いてマウンテンバイクのチェーン。いい感じに油汚れがこびりついています。
それをチェーンクリーナーで洗うと、なんと、このチェーンはシルバーだったのですね。すっきりピカピカです。
最後にロードバイク。ところどころシルバー色が見えるのは、そこそここまめにチェーンを洗っている証拠ですね。これも同じようにチェーンクリーナーで洗ってみると。
すっきり爽やか、油汚れなどどこに行ってしまったの? というくらい、綺麗なチェーンに。
ここまでやった初めて、新しいチェーンオイルを塗布する価値があるというもの。
汚れたチェーンの上からオイルをたらしても、無駄なだけです。洗浄して完全に脱脂した状態のチェーンにこそ、チェーンオイルを塗布する価値があります。
ちなみに、「チェーンに注油をしたら、チェーンが軽くなった気がする」というのは、素直な感想なのかも知れませんが、既に手遅れであることを意味しています。
注油でチェーンが軽くなったということは、既にチェーンが油切れを起こしていたという証拠。注油をしても、チェーンが軽くなったと気付かないくらいの頻度で、チェーンに注油をするのが、最も良い状態を長持ちさせる、秘訣です。
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いずれも、仕上げに 水 で2~3回ガラガラするのがオススメ です。そこまですると、手で握ってみても全く手が汚れないくらい洗浄されたチェーンに仕上がります。
前後のスプロケットも同時に洗浄してくださいね。浅いお皿(バットのようなもの)にクリーナーをためて、それをブラシに付けてスプロケットをこする方法がオススメです。
最後に、油が飛んでいるであろうフレームやディレイラーを水洗いして、洗車完了です。
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