自転車で砂浜を走ることはできますか?
結論を先に述べますと、「上手い人は、走れる。」 ということになりますね。
11/25に琵琶湖畔のマイアミ浜オートキャンプ場で行われた、関西シクロクロス第3戦ビアコマイアミランド。ここのコースは高低差は全く無いのですが、代わりに砂・砂・砂がたっぷり。
私が小さい頃、公園の砂場を自転車で走ることができるのか? と疑問に思って、自転車で突っ込んでみたことがあります。そのときはすぐに前輪が埋まってしまって、全く走ることができませんでした。
大学生の頃、ランドナーで山陰をツーリングしていたとき、鳥取砂丘の砂の上をラクダと一緒に走れるか?と試したこともありますが、そのときも全く走ることができませんでした。
ですがどうでしょう? シクロクロスライダーたちは、華麗に砂浜を走っていきます。まるで普通の道を走るかのように、まっすぐ、美しいフォームで。
コースはこんな感じ。まさにマイアミ~マイアハ~ って、O-ZONE 「恋のマイアヒ」をつい口ずさんでしまいたくなるようなロケーション。この日は天気も最高で、上空には水上飛行機やモーターパラグライダーがわんさか浮かんでしました。
砂のわだちが行く手を阻みます。
最上位カテゴリーのトップの選手を見ていると、簡単そうに砂浜を駆け抜けていくのですが、そう上手くはいきません。あちらこちらで砂にタイヤや脚をとられ、砂と戯れます。
転んでも砂なので、痛くない~。
あまりにしんどさに、笑うしかない?
砂の飛び散り具合で、このスピード感が伝わるでしょうか。
最初の周回はこんな風に渋滞してしまいます。こんな中でも乗車している選手もいますね。
ピットエリアでは、マシントラブルが無くてもスペアバイクに交換することも。このピットエリアは砂区間と芝生/舗装区間の境目にあるのです。
その間メカニックはタイヤに付いた砂をブラシで落とします。
まるでスピード感の無い私の走り。今回もほぼ最後尾でスタートし、ラップされないように走ります。砂のどのあたりを走ると上手くいくのか、いろいろ試してはみるのですが、どれも上手くいかずに、バンバン抜かれていきます。
私、関西シクロクロスに参加し始めて今年で7年目なのですが、実はこのマイアミは初めて。帰り道が必ず渋滞するので避けていたのですが、いやはや、この砂遊びも面白いぞ!
ということで、今回もトラブル無く無事にゴール。第1戦は真ん中ちょい後ろくらいでゴールできたのですが、今回はほぼ最後尾。残留基準(全体の66%以内の順位)はクリアできず。悔しぃです!
今回駐車場でお隣だった方は、なんと富山から4時間かけて参加されていました。前週の野辺山クロスにも5時間かけて参加されたということでした。
シクロクロスファンが、どんどん増えていっていますね。
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