エイカーやトピークなどから、遠征の時に便利なコンパクトに収納できるというコンセプトのフロアポンプがありますが、パナレーサーも参入です。
これがなかなかユニークです。まず上の画像。ハンドルと空気圧メーター、足載せの部分は可動式。ホースはねじ込みタイプを採用。収納状態はほぼ「一本の棒」という状態です。
空気圧メーターと足載せの収納方法がまず面白い。単純に倒してあるのではなく、まるでからくり細工のように斜めに回転させます。はじめて見た人は使い方が分からないでしょうね。
ハンドル部分は非常に大きめ。しっかり力がかけられますね。
一番下まで押し込んだ時に指を詰めないように、しっかりと隙間があります。
メーター部分のアップ。収納サイズを優先したため、やや小型。ブラックの背景で高級感がありますね。
口金は、最近人気のねじ込みタイプ。コンパクトになります。
先の部分が外れますので、向きを替えると仏式、米式の切り替えになります。
仏式で使用する場合は、バルブを緩めて、まっすぐねじ込んでください。外す時は圧がかかっているので少し硬くなります。
今回飛びきり改良されたのが、この英式バルブ。
左が新型、右が旧型です。まずホースの入り口が違うところについています。旧型の場合、小径ホイールだとクリップ部分が車輪に干渉して入れにくい時がありました。新型は大丈夫。
また旧型はパッキンが緩く、よく空気が漏れたんです。新型は中心に金属製の芯があるため、しっかりとバルブに密着して空気が漏れません。
空気を入れるときの感触は、非常にスムーズで気持ちよく入ります。
700x23cのタイヤを7気圧まで入れるには、約26回のポンピングが必要でした。標準的な回数です。
メーターがやや小さめで見えずらいと感じましたが、携帯性も考慮したつくりですからそれは致し方ないですね。
私が一番感動したのが、コレ。三角の包帯を頭に巻いた間抜けなオバケに見えませんか?
使い方は、付属の木ねじで壁に取り付けます。
そこへ、ポンプの足載せの部分を差し込みます。
スッキリと壁に収納することが出来ました。我が家でもフロアポンプは壁から2本棒を突き出して、持ち手の部分を引っ掛けていますが、この方法はナイスです。
空気入れって床に置くとよく倒れるし、何かと引っかかるし、邪魔になるんですよね。この方法で壁に引っ掛けられるなら、そういったこともありません。
トライアスロンのレース遠征などに持っていくのに、ぴったりですね。車でレースに行く時なども、バイクとバイクの間にするっと引っかからずに入れられそうです。
さらに家でも壁にかけられて、スッキリ収納。気に入りました。
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