シマノの105が11s化されたことで、シマノの上位3グレードのコンポーネント(デュラエース、アルテグラ 105)が全て11s化されました。
これからシーズンインするシクロクロスで使用するフロントギアについて、考えてみましょう。トップライダー達は、シマノの46-36Tを使うのでまぁ、問題ありません。
10sの時代は、シマノがシクロクロス用コンポとしてCX70/CX50シリーズをリリースしていました。このときからシマノのシクロクロス用コンポの歯数は46-36Tです。
11s化されて、CX70/CX50もすぐに11s化されるかと思いきや、今のところその予定は無いようです。代わりに、FC-6800シリーズで、46-36Tというのが発売されております。
ちなみにそのFC-6800、歯数で価格と構造が少し異なります。アウター50T以上のものは、中空(ホローグライド)クランクなのですが、アウター44Tの場合中空にするスペースが無かったようで、中空ではありません。写真が無いので、シマノの分解図でご覧ください。
アルテグラグレードの一つ下、11sの105「FC-5800」には、46-36Tが生産されておりません。代わりに、「FC-RS500」という型番で、46-36Tをリリースしております。それがコレです。
シマノの11sといえば4アームのイメージですが、これは昔ながらなPCD110のデザインですね。
どっちにしましても、シクロクロスのレースでアウター46Tを踏めるのは、トップグレードの選手くらいでしょう。普通の方がシクロクロスにチャレンジするなら、アウターは44、42、40Tくらいでないと、アウターの出番はありません。
10sの時代なら、スギノのPE-110Sというのがあったのですが、11sには対応していません。
スギノの場合、OX901Dというシマノ11s対応のギアクランクがあり、なんとアウター44Tをラインナップしています。
スギノさんに、
「FC6800/5800に使える、11sの42Tや44Tのアウターギアは発売しないのですか?」
と質問したところ、まんざらでも無い様子でしたよ。
11s化したいけど、クランク高いよ~という方は、いっそのこと10sクランクのままで、フロントをシングルにしてしまうというのも、ありですよ。
ウルフトゥースのフロントシングルギアなら、11s対応なんです。
フロントディレイラーもいらなくなるし、合わせて大幅な軽量化にもなってしまいます。
38Tと40Tを取り扱っておりますが、 当店では少しだけ38Tの方が人気があります。
シクロクロスはロードバイク以上に、ギアの歯数に悩みますね。
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