こちらの商品は取り扱い終了いたしました。(2015/6/1)
スポーツバイク乗りにはあまりなじみの無いかもしれませんね、「ELPA(エルパ)」というブランドの商品です。朝日電気株式会社という大阪の電気メーカーで、照明器具や電気製品、インターフォンやヘッドフォンなどを作っています。電気屋さんやホームセンターの家電コーナーでこのロゴ、見たことありませんか?
そのELPAの新商品で、自転車用テールライトが発売になりました。なんとウィンカー付き。
内容物を見てみましょう。配線が必要になりますので、スパイラルテープやタイラップがタップリ付属します。ベル付きというのが、ポイントです。
開封したらまずはボタン電池を入れてください。CR2032というポピュラーなタイプです。電池の蓋を開閉するのに工具は必要ありません。ボタン電池を入れるときはプラスとマイナスがわかりにくいときがあるのですが、はっきりくっきり「マイナス」と表記があります。
ライトから伸びたコードの先には、スイッチがあります。
裏側見るとこのような形をしています。この穴がポイント。
付属のベルのバンドを固定するボルトと一緒に固定する仕組みです。タダでさえハンドルの回りはイロイロなものが付いていますので、このスイッチ用の為だけのスペースが必要ないというのは、なかなか考えられていますね。
ちなみに、付属のベルのバンドは直径22.2mm対応です。ママチャリやマウンテンバイク、クロスバイクのグリップ部分の太さとなります。ロードバイクには取り付けできません。
付属のベルとスイッチを組み合わせると、こんな感じ。流石に一体感があります。
このスイッチ、シマノの電動シフトDi2のサテライトスイッチを意識したデザインなのでしょうか?
ではハンドルの直径が26.0mmや31.8mmのロードバイクの場合、どうやって取り付けましょうか。付属のベルでは太さがあわないため、全く取り付けることが出来ません。
そこで登場するのが、ギザの「B725BP ベル」と言うベル。26.0/31.8mm対応でボルトで固定するベルといえば、これが唯一無二。このベルが無ければ、タイラップなどで無理やり取り付けるところでした。
普通につけると左右が逆になってしまいますので、あえてベルをさかさまにしてハンドルにつけます。
スイッチが正面を向いていないのは、ベルにピッタリ合体しないから。どちらかをすこし削ったりすればピッタリするかもしれませんが、これでも丁度手の方向を向いているので、「エルゴノミック形状」ともいえなくもないので、あえてそのままにしております。
驚くのが、スイッチにもLEDが仕込まれているので、今どっちの指示器が付いているか、一目瞭然。音はしないので、たしかにコレが無いと、ちゃんと指示器が出ているか不安になってしまいます。
ママチャリに取り付けられるようにコードはかなり長い(約150cm)ので、ロードバイクに取り付けると相当余ります。でもスパイラルテープが2本も付属しますので、上手くブレーキワイヤーなどと束ねてしまいましょう。
ライト本体はシートポストに取り付けます。一つ残念なのが、ココの固定力が少し弱い。ギザギザが付いていないので、かなり強くボルトを締め付けても、走行中の振動で本体がお辞儀してしまいそうです。
ライト本体はワンタッチでブラケットから取り外しが可能です。といっても、コードが付いているので、駐輪中に外すことは無いのですが。
では何故はずせるのかというと、アタッチメントをクリップタイプに付け替えるためです。そうするとサドルバッグのテールライト用台座に取り付けることが出来るのです。
取り付けが完了したら、緊張の点灯式。電源を入れるには、左右のボタンを同時に3秒長押しします。
すると全てのライトが一瞬点灯します。これかっこいい。また、電源をOFFにする時も同様に左右のボタンを同時に3秒長押しします。すると同じように全てのライトが一瞬点滅します。
電源を入れると、真ん中の赤いライトが速めに点滅します。
左右のボタンを押すと、左右それぞれ3個の黄色いLEDが外側に流れるように点滅します。いわゆるシーケンシャルタイプですね。
左右のライトが点滅している時は、真ん中の赤いLEDは点灯に自動的に変わります。
ウィンカーを消す時は、もう一度スイッチを押すか、8秒後に自動消灯します。
暗闇で見てみるとこんな感じ。幅が狭くても左右が分かるように、真ん中の赤いLEDが効いていますね。
これまでも自転車用ウィンカーはありましたが、大きさといい、手元スイッチの固定方法といい、クリック感といい、かなりよく出来ています。
そりゃもっと大きいほうがとか、逆に小さいほうがとか、ワイヤレスならとか、いろいろ言いたくなる気持ちもあるかもしれませんね。でも大きくしたら脚に当たるし、小さくしたら分かりにくいし、ましてワイヤレスにしたら何倍も高くなるでしょうし、大きく重くなるし、操作側にもバッテリーが必要になるでしょうね。
これで3,000円を切ったというのは、素直にすごいと思います。さらにこれが自転車パーツメーカーではなく、一般家電メーカーさんが作ったというのも、驚きです。(あえて言わせてもらえれば、キャットアイさんに作って欲しかった・・・・・)
ママチャリに取り付けることを前提として作られたものですが、ちょっと工夫すればロードバイクにも難なく取り付けが出来るなんて、もう素晴らしすぎます。久しぶりのべた褒めアイテムです。
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- エルパ LEDシグナルライト テールライト一体型ウインカー DOP-SL300 ベル付
取り扱い終了いたしました。(2015/6/1)
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