自転車でお尻が痛いからといって、真っ先にサドルをか変えるのは実は全くオススメしません。 自転車屋としては新しいサドルを買ってもらうほうが嬉しいかもしれませんが、それはお尻の痛みを解決する方法とは全く無関係ですから。
今回ご紹介する「G-FORM サドル用ジェルパッド」は、全面がクッションに覆われたサドルカバーとは違って、必要なところに必要なだけ、ピンポイントでサドルのクッション性を高くしてくれるアイテムです。
中身のご紹介。大きさの異なるジェルパッドが各2個づつ入っています。
これは「大」のパッドです。硬さは耳たぶくらいで、柔らかすぎず、硬すぎずといったところ。
裏側の剥離テープをはがして、サドルに貼り付けます。
貼り付ける前には、必ずサドルの表面をアルコールや速乾性のあるパーツクリーナーで油分を取り除いておいて下さい。そうしないとジェルパッドがずれやすくなります。
最初はどこに貼ってよいのかわかりませんが、自分が最も座っているのはココかな~という感じで貼り付けてみてください。大パッドの上に小パッドを貼り付けることも出来ます。小パッドだけでもいいですし、大パッドと小パッドを別々に貼ってもいいですよ。
サドルの表面やカーブの具合によっては、完全にピッタリ貼りつかないかもしれません。でもサドルに乗ってしまえば大丈夫でしょう。冬の気温が低い時は、ピッタリ張り付きにくいですね。ドライヤーですこし暖めてあげるのも、テクニックです。
走行中にお尻の位置を前後に変える場合、ずりっとお尻を引きずるとジェルパッドがずれそうなので、軽くお尻を浮かしたほうがよさそうです。
2枚重ねで実際に走ってみました。
いかにもジェルパッド分が盛り上がっているという感触です。注意しなければいけないのは、ジェルパッド分サドルが高くなることと、サドルの角度が変わることです。サドルを下げる、サドルを前下がりにするなど微調整を行い、ベストなポジションを導き出してください。
ベストなポジションがわかるまでは、何度もパッドの位置を前後左右に張り替えてみてください。普段自分がサドルのどの部分に加重しているのかも、これを使うとよりよく分かると思います。
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