先月発売された自転車ムック本2冊に、輪行マイスター岩田が登場しております。
「ロードバイクで旅する本」
本誌でしゃ、普段ワールドサイクルの輪行講座などでお話している輪行テクニックをご紹介しています。輪行はあくまで補助的なテクニックなのですが、車輪を外したり、チェーンの位置を変えたりと、自転車を自分でメンテナンスする上で必ず身につけてほしいテクニックが満載なんです。そして輪行が出来れば、サイクリングがもっと楽に出来ます。車が無くてもロングライドイベントに参加できるようになったり、あこがれのしまなみ海道や淡路島一周なんかも思いのまま。
速く走るのは簡単には出来ませんが、輪行ならちょっと練習すれば上級者とそれほど時間的にも差が出るものでもありません。
毎年数百人の輪行初心者に輪行方法を直接お教えしているからこそわかる、初心者が陥りやすい間違いや、ちょっとの違いで差が出るテクニックなどをご紹介しております。
もちろん私の記事以外にも、お役立ちネタがタップリ詰まっていますよ。飛行機での輪行方法や、オススメコース、持って行くべき荷物の紹介や、そららをどうやってバイクに積むのかなどなど。
毎月発売されているバイシクルクラブから、ロードバイクで旅するためにコレは?という内容を厳選して再編集されたこの本、オススメですよ。
つづいて2冊目。
「ロードバイクアップグレード大図鑑」
こちらは買ってきロードバイクを自分の用途や目的に合わせることで、より快適に走ろうではないかという方法を集めた本です。輪行マイスター岩田以外にも、様々な達人達が独自の視点で商品を紹介しております。
私は昨年末に組み上げた、「東洋(TOYO) カーボンクロモリハイブリッドロード」に込めた思いをご紹介しております。
この中で、(言葉にはしておりませんが)私が伝えたいメッセージは、紹介したアイテムの価格にあります。
自転車として最も大事なものは、フレーム。だからフレームこそ高価なものをご紹介しておりますが、それ以外のアイテムは他の達人達と比べるとはるかに安いものばかりなんです。
ロードバイクを家に例えるならば、最も大事なものは基礎となり、基礎はフレームであると考えます。これは絶対に取り替えることが出来ません。だからフレームは自分が考える今最も乗ってみたいものを選んでいます。
少なくとも10年は相棒として走れるバイクを作るというのが、常に私のコンセプトです。だから頻繁にモデルチェンジを繰り返し、すぐに旧型(型後れ)となってしまうバイクではなく、国内のフレームビルダーを選びました。
2番目に強くオススメしたいのは、シマノの電動変速機(Di2)。バッテリーについてネガティブなイメージを持つ片もまだいるようですが、実際に使用してみてわかったことは、
- 全く問題ない。ワイヤー式に比べて1000倍はいい!
って事。ワイヤー式の変速にありがちな、レバーをしっかり押すことが出来ずに変速が中途半端で終わるとか、フロントギアをアウターにするのが重いとか、そんなこと一切がっさい全て解決します。
数年でバイクを乗り換えるかもしれないのであれば、その分じっくり貯金して、電動変速にするほうがいいですよ。
是非私のメッセージ、受け取ってくださいね。
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