ノースウェーブのシューズをご紹介します。昨年の途中からノースウェーブの国内輸入代理店が変更になり、本国で生産されているすべてのラインナップが入荷することになりました。以前の国内輸入代理店は、厳選した売れ筋モデルのみしか取り扱っていなかったんですね。
ノースウェーブというのはイタリアのブランドで、サイクリング用シューズやウェアーと、もう一つスノーボードの板・シューズ・ビンディングのブランドでもあります。今回の輸入代理店は、そのスノーボード関連のアイテムを古くから取り扱っている商社で、本国との結びつきも強いところです。サイクリング用も一緒に取り扱うようになったというのは、とても頼もしいですね。
さっそく資料を見ながら全ラインナップを掲載ましたが、種類がすごいんです。多くのサイクリングシューズメーカーは、
- ロード用(3穴クリート)
- マウンテンバイク用(SPDクリート)
- カジュアルモデル(SPDクリート)
の3種類がメインで、トライアスロン用やレディースモデル、キッズモデルはほとんどありません。シマノですら、キッズ用がありませんから….
そこへいくとノースウェーブはすごいですよ。ひとつずつご紹介していきましょう。
ロード用シューズ
SPD-SLやLOOK、TIMEのロード用ビンディングペダル用シューズ。3穴で取り付けるクリート対応です。
ソールは剛性の高いカーボンソールと、足に優しいナイロンソールがあり、さらに剛性の高さで細分化(最高15、最低6)されています。ナイロンソールは2穴のSPDにも対応しておりますが、別売りのプレートが必要です。
アッパーは価格によってダイヤルシステム、ラチェットシステム、ベルクロシステムを使い分けています。一部モデルには、幅が約5%広くなったワイドモデルもラインナップされています。トップグレードの「EXTREME RR」を実際にはいてみましたが、柔らかくしなやかな素材で、ダイヤルシステムで包み込んでくれます。かかとを包み込みようにホールドしてくれるので、アッパーをギュウギュウ締め付けなくても全体がしっくりとフィットします。スピードプレイのクリートにも、そのままで対応しています。
マウンテンバイク用シューズ
クリートのでっぱりの少ない2穴クリート対応モデル。シマノのSPDやクランクブラザーズなどですね。マウンテンバイクやシクロクロス、ツーリングにおすすめです。
スパイクが取り付けられるモデルもあります。ノースウェーブといえば、このカモフラ柄。
カジュアルモデル
2穴クリート対応のカジュアルモデルです。レースというより短・中距離のツーリングやシティサイクリングにおすすめです。クリート穴は専用のカバーで覆うこともできるので、普通のペダルでも使うことができます。
クッション素材のソールのおかげで、歩くことも苦になりません。
ウィンターモデル
撥水素材や防水素材、はたまたゴアテックスなどを採用した、雨用、極寒用のサイクリングシューズ。冬場のトレーニングやシクロクロスレースなんかにおすすめです。
3穴対応モデルと、2穴対応モデルの両方ラインナップされています。
トライアスロンモデル
ベルクロを簡素化したり、かかとにフックをつけるなどして、トランジットでいかに素早く履けるかを追求したのが、トライアスロンモデル。
スピニングモデル
これはかなり珍しいモデルです。いわゆるスポーツジムなどで使用するインドアバイク(スピニングバイク)用SPDペダルです。
床を傷つけないようにソールが柔らかいのが特徴です。
レディースモデル
ロード用、マウンテンバイク用、カジュアルモデル、トライアスロン用、スピニング用、それぞれの中で、更にレディースモデルがあります。
ランニングモデル
プロの選手が普段やトレーニングのあいま、表彰式で履いているのが、このモデル。クリートはつけられませんし、ソールも柔らかく、いわゆる普通のスポーツシューズです。
自転車に乗らないときにも、サイクリングシューズと同じブランドのシューズをはいているって、カッコイイ!
キッズモデル
ウィラースクールなどキッズスクールではかなり問い合わせはあるですが、実際なかなか売れない➡︎ショップが仕入れない➡︎メーカーも作らというのがキッズ用ビンディングシューズ。すぐに足のサイズが大きくなる子供にために、1万円もするようなシューズはなかなか親としては厳しいものですが、しっかりとラインナップされています。もちろん3穴、2穴両方ラインナップ。
サイズが小さいだけで、造りは同価格帯の大人のモデルと全く一緒です。
いかがでしたか、もうおなか一杯のノースウェーブシューズのラインナップ。無いのは紐で締めるちょいシックなタイプだけでしょうか。
あまりにも種類が多すぎて選べないという方向けに、次回はロードシューズのおすすめモデルをチョイスしたいと思います。
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