空気入れでタイヤに空気を入れた後、口金を外すのが硬くて思いっきり力を入れたら急に外れて、手をスプロケットに勢いよく打ち付けたことはありませんか?
パンク修理講座をしていると、そのような光景によく見ます。とても簡単なコツをご存じないようですので、お教えいたしましょう。
空気入れの口金は、引っ張って外すのではなく、押して外すのです。
引っ張って外すというのはこういうことです。
勢い余って、後輪のスプロケットに手の甲をぶつけてしまいました。イッッッテェー……流血の大惨事~。
こうならないようにするには、口金を指で押します。バルブのあたりをタイヤごと握ってください。
指を口金を押し出すようにします。手の位置は変わりませんので、打ち付けることもなし、安全です。
動画でも撮ってみました。是非ご覧ください。
ちょっとのコツを知っているかいないかで、大きな違いでしょ。
使用しているフロアポンプは、パナレーサーの「楽々ポンプ ゲージ付」です。口金のレバーは、「倒して固定・立てて解除」です。メーカーによってこの向きが逆なものも多くあります。トピークの口金は、パナレーサーと全く逆です。
「口金が吹っ飛んでフレームなどに当たるやないか!」というご意見、ごもっとも。もちろんそうならないように、もう片方の手でホースを持っておいてください。それでオッケーです。
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