先日発売されたこれ、「WOHO The X-Touring アンチスウェイ サドルバッグ スタビライザー」
今どきの大型サドルバッグの弱点でもある、横揺れを防ぐアイテムです。特にダンシングの時ってバイクをリズミカルに振りますから、サドルバッグにがっつり荷物を入れていると揺れてしまうのは構造上どうしようもありません。サドルバッグはサドルのレールとシートポストにベルトでぶら下がっているだけですから。
一部のメーカーからは、サドルバッグの固定をストラップだけに頼らずに、アルミのバー的なものをシートポストに固定するという対策を施したものもありますが、サドルバッグとセットの専用設計なのがほとんど。一番人気のアピデュラやR250の大型サドルバッグに簡単に後付できる横揺れ防止的デバイス、初登場です。
でもちょっと待って、これにそっくりじゃない?
「ミノウラ SBH-300 下向き ボトルケージホルダー」ですね。フレームの前三角の内側にボトルケージが取り付けられないトライアスロンバイク向けに、サドルの後ろにボトルケージを2本取り付けることのできるデバイスです。これの寸法をちょこっと変えて、ボトルケージを取り付ける部分を90度外に向けたら、あらなんと、WOHOになりますね。
早速R250の大型サドルバッグ・ラージに取り付けてみました。
WOHO The X-Touring アンチスウェイ サドルバッグ スタビライザーの内幅が12cmなので、R250の大型サドルバッグだと少し狭く、バッグにめり込んでいる状態です。ピッタリサイズとは言えませんが、許容範囲だとは思います。サドルのレールにバッグのストラップを通して取り付けるのですが、WOHOのおかげでさらに狭くなり、やりにくくなるのは否めません。
この状態でサドルを振ってみれば、効果はすぐにわかります。スゴイですよ。バッグの揺れがほとんど置きません。サドルとシートポストと一体化している感覚です。
もう一つ、R250の防水サドルバッグ・ラージで試してみましょう。
なんとまぁ、まるで専用品かのようにピッタリサイズです。太ももの裏側がバッグに当たりにくいように、バッグの幅を細くしておいたかいがありました。まさかその改良が、こんなところで役に立つとは思いませんでした。同じくサドルを振ってみます。バッグがまるでサドルとピラーと一体です。不協和音のように揺れません!
ほとんどの大型サドルバッグに対応しているとは思いますが、バッグの幅が広ければ多少めり込むことはあります。そこのところだけ許してもらえれば、相当汎用性の高いアイテムですよ。
注意してほしいのは、物理的にサドルのレールを挟んで(つぶして)固定します。カーボンレールや軽量中空アルミレールに付けると、つぶれちゃうかもしれません。メーカーでは細かく説明書に書いてはいませんが、やめたほうが良いと思います。このパーツのためにサドルを変えるほどの価値、十分あると思いますよ。
動画でもご覧ください。
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WOHO The X-Touring アンチスウェイ サドルバッグ スタビライザー
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