2018年9月21日、柳原康弘さんを講師に迎えて、第6回目となる、「ロードバイク基礎テクニック講座」が大阪市内の区民センターで開かれました。
自転車の持ち込みが必須となりますので、事前に自転車はきれいにしておいてとお願いしていたところ、皆さんのバイクがピカピカ。R8000の新型アルテグラが3台もあり、皆さんいい自転車乗ってますねぇ~。
午前中2時間、午後2時間の講座となります。まずは自転車の基礎ってどういうことなのかを、様々な例を交えて、ゆっくりじっくり頭をほぐしていきます。
恒例、お箸の使い方を例にご説明。
今まで一度もしたことが無いような動きを何度も練習していただいて、基礎とは何か、乗車とは何かを理解していただきます。ただし、この4時間で劇的に何かができるということはありません。例えば英会話教室で4時間勉強したからと言って、そのあとすぐに英語が喋れるようにならないのと同じことです。この講座では、練習の仕方を覚えてください。フィットネスクラブでマシーンの使い方を覚えるようなものです。このとき自転車はトレーニングマシンです。ロードバイクはサドルが高いので、特に大変ですよ。
そうはいっても、わずか数時間で皆さんかなりふらつかずに乗車ができるようになったと思います。チマタには手っ取り早く上達するといった方法があふれていますが、そんな小手先の方法で上達するくらいなら苦労はないですよね。ほとんどの自転車講習は、基礎ができている前提で教えていますが、実は基礎ができていない(乗車操作ができていない)人がほとんどなので、徹底的にこの基礎を練習してください。サドルの高さやハンドルの形状、ブラケットがどうのこうの、ギア比がどうのこうの、Qファクターがどうのこうのは、基礎ができた人でないと、お金が無駄に出ていくだけですよ。むしろ悪い癖と思い込みが蓄積して頭と体が凝り固まってしまうと、矯正するのが大変なことになります。
撮影した動画を、短く編集してみました。こんな雰囲気です。
女性の参加者から感想を送っていただきました。
柳原さんの講義は、視覚と体感にうったえるもので、非常にわかりやすかったです。自分がいかに、自転車に乗車できていないか、わかりました。早速、サイクリング時、乗車と停車、練習しています。身につくまでは、まだまだ時間がかかると思いますが、コツコツやっていきます。また、岩田さんも丁寧に、親切に対応してくださり、ありがとうございました。
いままで深く考えずに従っていたそれらセオリーとまったく違う乗り方もあるということに気付かされました。YANSさんのFacebookページは三年ほど前からフォローしており、スクールやプライベートレッスンをされていることも知っており気になってはいたのですが開催地が遠くて見送っていたので、今回の講座は本当に良い機会でした。
受講後に、YANSさんが講座内容と近しいことを過去に動画投稿されていたことを思い出してログを追ってみました。見た当時は「なにが言いたいんだ、これ?」と思って流し見していた動画も、その意図がなんとなく理解できるようになり、自転車に「乗れる」ようになりたいという思いが強まりました。[その1] [その2] [その3] 普段自転車に乗る中で先日の講座内容を振り返りつつ、後編の開催日を楽しみにしています。
基礎テク講座は前編と後編の2回です。前編は座った状態での乗車操作、後編は立った状態での乗車の操作となります。前編を受講しないと後編には参加できません。
次回前編は10月27日の土曜日です。後編は12月15日土曜日です。会場はいつも同じで大阪市東淀川区の区民会館です。
お申し込みはこちらから
柳原康弘xワールドサイクル「ロードバイク向けの基礎テクニック講座」
輪行マイスターは講習を見ながら写真を撮っているだけなので、フラストレーションがたまります。帰りにそれぞれの動作を確認するのが、楽しくて仕方がありません。翌日は京都府亀岡方面にふらぁ~と走りに行きました。彼岸花が綺麗に咲いていましたよ。
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