先日の土曜日、中一の息子とかねてから食べに行きたかった堺市の「銀シャリ屋 ゲコ亭」まで走って食べに行くことにしました。
この銀シャリ屋ゲコ亭は、堺の飯炊き仙人といわれる翁のいるいわゆる定食屋さん。新米が採れる前の夏はご飯がおいしくないということで、毎年6月から9月は休んでしまうという徹底振り。数々のマスコミでも紹介されており、堺市で飯といえばココというくらい、超有名店なのです。
8時過ぎに家を出発して走ること約2時間ちょっと。11時ごろにお店に到着。20席ちょっとの店内には、焼き魚や卵焼き、おしんこなど日本の定番定食屋メニューが並んでいます。
好きなものをトレーに乗せて、最後に銀シャリとしじみの味噌汁を乗せてもらって、いただきます。
少しやわらかめのご飯は、ふっくらと甘く、流石のうまさ。2杯目は卵かけご飯にしていただきました。息子も2杯食べて、大満足。お会計は二人で2560円でした。
お店を出る12時過ぎには既に行列が。日によっては12時過ぎにはおかずかご飯がなくなってしまうそうなので、お昼前までには入れるようにするのが吉です。
ゲコ亭から100m程はなれたところにも、堺のおいしいお団子屋さん「かん袋」があります。夏になるとお団子にカキ氷をかけて出してくれるのですが、これが絶品。いわゆる砕いた氷ではなく、削ったふわふわの氷で、その下に、抹茶のあんこがかかったやわらかいお団子が隠れています。
冷たく冷やされているのにとろ~りやわらかく、コチラも夏になると行列ができるほどの繁盛店です。
本日の主要な目的は達成しましたので、あとは帰るだけ。ですがせっかく2時間以上もかけて走ってきたので、ちょいとばかし堺観光を。
各地にこんな観光案内図があるので、手ぶらでも大体で走っていけば、目的地にたどり着けます。天下の歩道に堂々と物干し竿を置いてしまうところが、大阪です。
堺市で一番高いビル、堺市役所の21階が開放されているので、上ってみました。日本史で習った仁徳天皇陵が良く見えます・・・・・と思っていたのですが、いまひとつ高さが足りないようで、ただの森にしか見えませんでした。
気を取り直して北側を見ると、朝走ってきた大阪市街のビル郡や、大阪の港、生駒あたりまで一望できます。
堺市役所から大阪市内に向かって走ると、地上300m日本一の超高層ビル「あべのハスカル」が見えてきました。周りに高層ビルがまったく無いだけに、余計高く感じます。
あべのハスカルから天王寺動物園を抜けると、地上103mの高さ、大阪が誇る天下の展望塔「通天閣」の下をくぐります。土曜日ということで観光客も沢山。ここでは自転車は押して歩きます。それにしてもここは活気があります。
最後は大きな屋根がトレードマークの、新生JR大阪駅。この北側には先日グランドオープンしたばかりの、大阪キタエリアの目玉、「グランフロント大阪」があります。この数年の大阪駅周辺も、阪急百貨店、伊勢丹、大丸、ヨドバシカメラなどなど、大型商業施設が続々とオープンしてとても活気があります。
今回の相棒は、パイオニアのポタナビ。いくらスマホの地図が便利になったとはいえ、電池の心配をしながら、不安定なハンドルに取り付けて走るのは心配。ポタナビはおよそ10時間はバッテリーが持つので、日帰りポタリングであればバッテリーのもちはまったく心配なし。
ポタナビのもっとも他のGPSと違うところは、通信モジュールを内臓していること。つまりコードや赤外線などでパソコンとつながなくっても、走行データやパソコンで設定したルートがアップロードされること。今風に言うと、「クラウド」ですか。OSのバージョンアップも携帯電話のアプリをダウンロードするのと同じようにすることができます。
他のGPSでは、できない芸当ですね。
天気のいい日でも液晶画面が見やすく、自分の位置、方角がすぐにわかるのは、頼もしい相棒です。
パイオニア ポタナビ
他にもこの日走った大阪のおもろい場所、ご紹介します。
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