一人ロードバイクで走っていると、ついつい気になるのが、コンビニの前の壁などに立てかけてある自転車。何もメーカーがどうだとか、パーツがどうだとかではありません。
立てかけ方です。そのほとんどが、雑です。
ロードバイクって、人間が正しく運転操作をすれば時速100キロで走っても壊れることはありませんが、時速0キロの停止状態から倒れただけで、フレームやパーツが簡単に壊れてしまう可能性のある繊細な乗り物です。そして多くの自転車乗りが安全で効率的なバイクの立てかけ方を知らず、お店や自転車専門誌でも当たり前すぎるのか、高価なものを売る方に専念しているのか、しっかりと解説しているのを見る機会はほとんどありません。
試しに、輪行講座とパンク修理講座を受講されてる方たちに、「安全な立てかけ方はどれ?」って問題を出すと、半分くらいは不正解なんですよね。当たっている方も自信なさげというか、深く考えたことがないというのか。
そこで先月こんな動画をアップしました。
ズバリこれが、安全で美しいバイクの立てかけ方です。この時は3台のロードバイクしかありませんでしたが、もっと沢山だとどうなるでしょうか? その撮影に成功しました。
壁ではなく柵ですが、要領は同じです。ハンドルとサドルを壁(柵)にしっかりと当てて、バイクが垂直気味にならないように、タイヤの接地面を壁から少し離します。コツはそれだけ。
前から見ると、こんな感じ。自転車同士は一切接触していないので、端っこの自転車はもちろん、途中の自転車も自由に出し入れできます。
実際走りに行った先で、各々各自でとめると、必ずこうはなりません。几帳面な誰か(あなた)が、並べてやってください。不安定な自転車は倒れやすくなりますし、歩行者がちょっと触れただけで倒れてしまっても大変です。バイクはもちろんですが、それで小さなお子さんがケガでもしてしまったら、大問題になってしまいますから。
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