乗り方教室

自転車のロードレースに出てみよう! レース中1

ロードレース ビギナー

さあ、ついにレーススタートです。

スタートの位置取りは大丈夫ですか? ビギナーなら最後尾スタートですよ。

まずはふらつかずにクリートははまりましたか? スムースに加速して流れに乗ることが出来ましたか?

 

レースが始まったら常に注意しないといけないことは、

  • まっすぐ走ること。

 

なんだ、そんなの普通に出来ているでしょ! って思った方、実はロードレースでまっすぐ走れていない人、意外と多いのです。

サドルの高さがあっていないのか、ペダリングのたびにサドルの上で腰が揺れている人、踏み込む度に背中が上下に振れている人、ちょっと斜め前に空きスペースが出来たからといって、後ろの確認もせずに盲目的に突っ込む人、危ない危ない。

 

レースとなると、隣の選手と肩が触れ合うくらいの距離になるのは普通のことなのですが、この距離感でも平然とまっすぐ走ることが出来なければ、レースを安全に走ることは出来ません。

 

ですがこんな状況はなかなか普段一般道を走っていて、体感できるものではありません。ですからレースで慣れるしかありませんが、普段の練習でも出来ないことではありません。重要なのは、自転車の適正なポジション、適正なフォームを身に着けようと常に自分の身体と向き合うことです。

ただ走っているだけでは、意味がありません。

 

集団での走行中は前後左右はもちろん、前方は3列くらい前の選手の動きまで常に把握しておいてください。苦しいからといって、下を向いて走ってしまっては絶対にいけません。

 

ちょっと前が詰まってしまったからといって、不用意にブレーキをかけるのもいけません。上手くブレーキをコントロールできていないと、ほんのちょっとのことでブレーキしすぎてしまい、後ろの選手が突っ込んでしまうかも知れません。ちょっと脚を止めるだけでもスピードコントロールになります。

 

最も注意が必要なのが、コーナーです。実はロードレースの平地のコーナーの場合、それほどブレーキをしなくてもペダリングを止めるだけで十分曲がりきれるものも多いのです。それを知らないビギナーがブレーキレバーを強く握り締めてしまい、後続から突っ込まれて落車するというケースも多々あります。

そしてコーナーでこそ、「キープライン」 つまり今のラインのまままっすぐ曲がりきってください。(下の図の1と2)

下の図の3のように、「アウトインアウト」なんて絶対にしてはいけません。それは単独で飛び出したときか、集団からちぎれてひとりっきりになったときです。集団の中では前後左右に意識を集中しつつ「キープライン」鉄則です。

 

コーナーを抜けたら全速ダッシュです。ここで休んでしまうと、これまた後続から突っ込まれるか、あっという間に集団からおいていかれます。鈴鹿ロードの場合だと、ヘアピンカーブを曲がりきった後のゆるい登りのところです。

ロードレース ビギナー

同じように、ゆるい下りからゆるい登りに変わるところも要注意。下りきったら休みではありません。下りの勢いを利用して猛ダッシュしないと、後ろから突っ込まれます。鈴鹿ロードの場合、スタートした後のバックストレートです。下りきったらゆるい登りになって右にカーブするところです。

 

もう一つビギナーがふらふらしてしまうのが、「ボトルの水を飲むとき」 ボトルを取るときは脚を止めるとスピードが落ちますから、脚を回したまま、ボトルを見なくても取れるように練習してください。

飲む時に肘を外に出してしまうと、隣の選手に当たってしまうかも知れません。逆手でとって、ボトルを横ではなく、斜め前に突き出して、飲むようにしてください。

ボトルケージに戻すときも、脚を止めずに、極力見ずに入れてください。これも練習しないと出来ませんよ。

 

おさらいです。

  • レース中はキープライン。ふらふらしながらでないと走れないのであれば、レースはまだ無理です。まっすぐ走れるように安全な場所で練習してから、挑戦してください。
  • ブレーキをかけすぎないように。ちょっと脚を止めるだけでもスピードコントロールになります。
  • レース中は常に加速、加速です。集団内で走りきろうと思ったら、休む間などありません。
  • ボトルの水を飲むときに、スピードが落ちないように、ふらふらしないように、肘を外に出さないように飲む練習をしておいてください。

ロードレース ビギナー

全く練習も準備もせずにロードレースに出て、レースで怪我をしてしまう人が少なくありません。特にレースビギナーが多くエントリーする鈴鹿ロードは、落車が多くて有名です。

せっかく遊びで、趣味で、健康のため、気分転換で自転車に乗っていて、怪我をしてしまって家族や会社に迷惑をかけてしまうなんて、こんな悲しいことはありません。

しっかり事前に練習して、ぶっつけ本番でレースに挑むようなことの無いようにしてくださいね。

 

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