各社いろいろ空気入れの口金を考えて発売してきますよね。いまだに「値段が高い」という点を除けば、ベストは「ヒラメ ポンプヘッド横型」だと思いますが、そこまでではなくても、日常使いでそれほどストレスなく使える口金は少なくありません。
今回発売されたairboneのクイックポンプヘッド。こんなコンパクトなボディで大丈夫かいな?と思いましたが、実際使ってみたら思いのほか良かったので、ご紹介したいと思います。
対応は仏式と米式の2種類です。付属はしませんが、洗濯ばさみタイプの英式アダプターを使えば、英式バルブにも使えます。
本体に小さく「P」と「S」と書かれています。
- 「Presta valve」の「P」でフレンチバルブ(仏式)
- 「Shrader valve」の「S」でアメリカンバルブ(米式)
となります。ここが唯一直感的にわかりにくいところです。
口金のみの販売なので、今使っているポンプから付け替えなければいけません。付け替え方と使い方を動画でご紹介しました。
一般的な口金は、ゴムのパッキンでバルブのシャフト全体を密閉するのに対して、こちらは出し入れできるねじ山で固定するという方法です。口金の青い部分を下げると、ねじ山が押し出される仕組みです。ねじ山のサイズは統一されていますので、チューブのバルブのメーカーによる相性はありません。ねじ切りタイプのバルブでも、ねじなしタイプのバルブでも、両方問題ありません。
はめるときは青い部分をまわす必要がありますが、外すときは一瞬でねじ山がなくなりますので、口金を押すだけで外すことができます。
いや~なかなか考えられた口金です。とてもコンパクトなのも良いですね。携帯ポンプや、炭酸ボンベの口金にも応用されてくると思います。
ご注文はこちらから
エアボーン ZT-A15 クイックポンプヘッド(仏式/米式バルブ対応)
最新情報をお届けします
Twitter でWORLDCYCLE_BLOGをフォローしよう!
Follow @WORLDCYCLE_BLOG