東京では20年ぶりの大雪となったとある2月の土曜、私は近鉄電車に乗って、大和西大寺駅というところに降り立ちました。
目指すは、奈良競輪場。今日は2月23日(日)におこなわれる、「はじめてのロードレース入門講座」の打ち合わせです。
実は私、20年近く自転車業界に携わっておりますが、競輪場に足を踏み入れるのはこれがはじめて。この日はレースは雪の影響で中止となった為、会場は静寂に包まれておりました。
まずは座学の会場となる、VIPルームを見学。無数のモニターが並び、窓からは競輪場が一望できます。一般の方はまず入れないこの場所、贅沢にここで2時間程度の講座をおこないます。
ここでロードレースに出場するためには何が必要か? みっちりとお勉強していただきます。逆に言えば、今まで自転車を買ったばかりの方が何も教わらずにロードレースに出場していたというのが、どれだけ怖いことだったのかがわかるかもしれません。
もちろんここでお教えすることは、ロードレースのみならず普段公道を走行する際にも重要な事ばかり。
雪の積もった333バンク。なかなか珍しいかもしれません。講座の当日午前中は、高校生達が練習しているのを見られるかもしれません。
そしてココが実技の会場となる駐車場。ここに1本橋やパイロンをおいて、みっちり練習していただきます。自転車なんて誰でも乗れるもの! という思いを打ち砕いてしまうかもしれませんが、一から自転車の動きを教わるつもりで、練習してみてください。
せっかく競輪場に来たのですから、めったに見られないところもご紹介。ここは選手用の3本ローラールーム。
これが本物(?)の、プロ仕様の3本ローラー。地面にがっちり固定されており、ローラーの直径も市販のものとは比べ物にならないほど太い。プロの強靭な脚力を受け止めるのは、コレくらいじゃないと耐えられません。
バンクの裏では、高校生たちが練習に励んでいました。
バックステージツアーをもう一つご紹介。コチラ検車場といって、出場前の選手達の控え室兼、自転車の最終点検をおこなう場所。
このように工具もずらりと並んでいました。
むむむ・・・?
ワールドサイクルの「ロードレース入門講座」は、定員30名まであと残りわずかとなっております。
4/27に開催される「第8回ワールドサイクル&ベックオンカップ2014」への申し込みを考えている方はもちろん、もう申し込まれた方も、是非この機会に、キチンとロードレースを学んでみてはいかがでしょうか。
ちなみに、現在申し込まれている方は、70歳代の方がお一人、60代の方が4名、50代の方が5名、40台の方が9名、30代の方が4名、20代の方が4名となっております。
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