バーテープを巻くときのコツをご紹介します。使用したバーテープは、
薄くできているので、巻いても太くなりにくく、手触りがとても良いバーテープです。
内容物を見てみましょう。
- 箱
- フィニッシュテープ(エンド留めテープ)
- 説明書
- バーテープ x2本
- エンドキャップ x2個
- ブラケット部分の隠しテープ x2枚(私用する巻きかたと使用しない巻き方があります)
- ブレーキ/シフトワイヤー固定テープ x4枚 ※一般的なバーテープには付属しません
下ごしらえとして、ワイヤー類をハンドルバーに沿わせて、テープでしっかり固定します。詳しい解説は、コチラをご覧ください。
このスクラッチバーテープですが、ただ薄いだけではありません。巻いたときにでこぼこしないように、テープの中央部が厚く、両端は薄くなっています。コレにより重なりながら巻いていっても、分厚くならないようになっています。薄いながらも十分なクッション性能があります。
バーテープの裏側には両面テープがついています。保護シートは最初に全てはがしてしまいましょう。巻きながらちょっとづつはがしていくのは効率が悪く、作業も煩雑になるのでオススメしません。
今回はエンド側から巻いていく方法をご紹介しますので、巻き終わりのフィニッシュテープの裏側のテープもはがしておいて、フレームやステムにぺたりとぶら下げておきましょう。
はさみもすぐ手の届く範囲に、置いておいてください。
バーテープの巻き方はいろいろありますが、最も一般的なのはエンド側から、内側に向かって巻いていく方法でしょう。
最初はテープがエンドの内側に入り込むようにまいていきます。テープの端をこのように少し斜めにカットしておくと、エンドキャップが入りやすくなります。
バーテープを内側に向かって巻いていきます。巻き始めがこのようになるようにしてください。
ブラケット部分は初心者にとって最も難しいところですね。コツは、ブラケットとハンドルの境目(上下2箇所あります)の真ん中くらいにテープを重ねるようにすることです。
テープの端の1/4~1/2くらいが重なるように巻いていきましょう。カーブしている部分は、内側を多めに重ねるようにしてください。外側は常に一定の幅になります。
几帳面さを存分に発揮してください。
バーテープの最後は裏側になるように調整して、まずは真横にカットします。
続いてこのように斜めにはさみを入れます。理想はハンドルバーの円周の長さです。
最後はビニールテープを巻いてからフィニッシュテープを巻く人、ビニールテープだけで終わらせる人などなど、メカニックによって好みが分かれます。
メーカーロゴのフィニッシュテープを使用する場合は、ロゴの向きが左右でそろうように、いいところが上面になるようにしましょう。巻き終わりは、やっぱり裏側になるようにしてください。
綺麗に巻けました。エンドキャップのロゴの向きに気をつけて、押し込んでください。
ワイヤーのあまり具合もこんな感じ。短すぎるとハンドルを曲げたときに突っ張ってしまいます。長すぎると素人臭くなりますので、ぎりぎりの長さにしておきましょう。
ポジションがまだ決まっていない場合は、あえて少し長めにしておいたほうが良いでしょうね。後からハンドルを高くしたときに、さっそくワイヤーが短くなってしまうと面倒です。
バーテープの巻き方は、ホームページや自転車雑誌に頻繁に紹介されております。100回見ても、自分で巻いて見ない限りできるようにはなりません。
上達の近道があるとすれば、どうすれば綺麗に巻けるようになるか、常に考えながら作業することでしょう。そして、数をこなすことですが、一般の方には厳しいかもしれません。
編み物みたいなものですので、意外と女性のほうが上手かもしれませんね。
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