先日ご紹介した輪行のときにチェーンが外れないようにする便利小物「チェーンハンガー」ですが、どこからともなく、 「こんなもん、自分で作ったほうが安いんちゃうの?」 という声が聞こえてきましたので、試しに自作してみようかと思います。 用意するのは、こちら。
- スポーク
- 百均で購入したゴム紐(1メートルx3本)
- 工具類
まずはゴム紐の長さを調整。オーストリッチのチェーンハンガーのゴム紐を分解すると、長さ27cmでしたので、同じ長さにカットします。
端がほつれないように、ライターであぶります。火を使いますのでくれぐれもご注意ください。
まずはゴム紐が完成。 ここまではわりと簡単です。
続いてスポークを曲げていきます。何故スポークを使うのかというと、百均で丁度良いフックが見通からなかったからです。 そこで、作業ルームにたまたまあった、スポークを使用します。この方が自転車屋っぽいでしょ。 スポークが無いという場合、カーテンレールのフックとか、クリップとか身の回りのもので代用できるものがあるかもしれません。
これがしかしなかなか硬い。バイスとニッパー、ペンチを駆使して、曲げる曲げる。
最後はニッパーでカットします。自転車屋で使用しているブランド物のニッパーでもかなり硬いです。スポークカッターというスポーク専用のカッターもありますが、 一般の方はまずお持ちで無いと思いますので、あえて使用していません。 切り口が鋭利になった場合は、怪我をしないようにヤスリで丸めておきましょう。
フックが完成しました。プライヤーでつかんだところが傷ついて剥げています。マジックで補修しても良いでしょう。気になる方はシルバーのスポークをお使いください。
ゴム紐をくくりつけたら、完成。 オーストリッチのチェーンハンガーには引っ張りやすくするための紐も付いていますが、ここではつけていません。紐も必要ということであれば、足せばよいでしょう。
早速使用してみましょう。ジャーン、いい感じです。あえてピンクにしたことで、よく目立っています。 この程度の張力では、スポークが伸びてしまうことは無いでしょう。 ただし、黒に比べるとどうしても汚れが目立ちますね。
そりゃ確かに、自作しようと思えば、それほど難しいものではありませんよ。 かかったコストですが、1メートルが3本入っているゴム紐が108円。使用するのが27cmなので、9本作れます。スポークは使い古しですから無料。すると1本あたり、9/108円ですから、12円(税込)となりました。
作業時間は、何やかんやで10分くらいでしょうか。最初の1個ですから。一度に沢山造れば、1本当たりの製作時間はもっと短くなるでしょう。 さぁ貴方、自作しますか? 買いますか?
購入したほうが早い! と思う方はこちらから
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