先週琵琶湖の周りを走っていたら、雨が降ってきてしまいました。琵琶湖の一番北側は、関西の天気予報ではなく、福井県の天気予報を見ておかないといけないんですね。
それほど強い雨ではありませんでしたが、ほぼ1日降ったりやんだり。結局その日歯走った約100km中、半分は雨でした。走行後のチェーンがこちら。なかなかいい感じに汚れてますね。汚れたチェーンはしっかり洗って、汚れたオイルや埃、チェーンのカスを取り除かないと、すぐに抵抗が増えてしまい、まわすのに余分な力が必要になります。
前回はこちらのチェーンクリーナーのレポートをお届けしましたが、今回はもっと簡素化されたチェーンクリーナーの使い心地をレポートいたします。それがこちら
- JOTO チェーンウォッシャー
後輪を外したところにはめるタイプです。チェーンを綺麗にするには、縦方向と横方向のブラシが必要ですが、これは見るからに横方向のブラシが強烈です。縦方向は申し訳なさ程度にあるというくらいです。エンド幅によって幅を変えられます。6ミリのアーレンキーを使用します。今回私のロードバイクはエンド幅130mmだったので、135mmの初期状態から変更します。パーツの付け替えは、簡単に終了です。チェーンウォッシャーをリアエンドにセット完了。
赤い紐にぶら下がったプラスティックのかけらは、ディスクブレーキのキャリパーに挟んでおくためのものです。こうするとついブレーキレバーを握ってしまって、ピストンが押し出されたまま戻ってこないというトラブルを防ぐことが出来ます。スタンドに立てて、後輪を浮かせます。今回はチェーンステーとシートステーに引っ掛けるタイプを使用しましたが、クイックレバーに固定するタイプのスタンドでもかまいません。
スタンドを使わず、前輪も外してフレームをさかさまにするというほう方はオススメしません。この後登場する洗浄剤が垂れてサドルやブレーキシューが汚れてしまうからです。いい感じにブラシがチェーンに絡んでいますね。今回使用したクリーナーは、フィニッシュラインの「1ステップクリーナー&ルーブ 360ml」
これ1本で洗浄と潤滑が出来てしまうという、お手軽クリーナーです。これをこチェーンウォッシャーのブラシに拭きつけながら、ペダルを前方向に回転させます。
チェーンにセットするタイプのチェーンクリーナーの場合、ペダルは逆回転させるのが基本ですが、コレはブラシの圧力が強すぎて、逆回転することは出来ません。ペダルは正回転です。クリーナーの噴射中は、洗浄液が後方に勢いよく飛び散りますので、周りにご注意ください。
ある程度噴射させたら、洗浄完了。時間として5~10秒程度でしょうか。汚れたオイルはチェーンに絡み付いていますので、ウエスで吹き上げます。
ウエスは捨ててしまうような雑巾や、Tシャツなどがあればそれを利用するのがオススメですが、そうそういつでもあるというものではありません。オススメは、ホームセンターなどで販売している不織布のペーパーウエスロール。
ちなみにこちらは関西で有名なコー○ンというホームセンターで、210円で販売されております。サイズは275x240mm。ミシン眼が付いているので、簡単にカットできます。キッチンペーパーより厚手で安くて、重宝します。
今回はこれを3枚使用して汚れをふき取りました。さぁ、綺麗になったでしょうか?流石にチェーンの外側はピッカピカです。内側は汚れたオイルがすこし残っていますね。それでも単にパーツクリーナーを吹き付けるだけと比べれば、格段に綺麗になっています。
チェーンにセットして洗浄液の中をぐるぐるさせるチェーンクリーナーほどではありませんが、後片付けの手間などを考えれば充分綺麗になるレベルだと思います。
チェーン汚れがどれほどパワーロスに繋がるかを理解されている方なら、毎回これで洗っても良いくらい、手軽で効果的です。
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- JOTO チェーンウォッシャー
さて、チェーンは綺麗になりましたが、スプロケットは汚れたままです。ギアフロスを使って綺麗にしましょう。
まずは洗浄剤をつけずに、1本が真っ黒になるまで洗ってみました。まだちょっと汚れは残っていますね。続いて、先ほどの「1ステップクリーナー&ルーブ 360ml」をスプロケットに吹き付けて、新しいギアフロスで洗ってみました。相当綺麗です。汚れたギアフロスがこの状態。1本目は真っ黒黒助。2本目は洗浄液と汚れを吸ってグレーです。このギアフロス、相当便利です。
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