マルトから発売されている、「車輪固定フック(3本入) RS-KF620」 という商品がわりと人気がありまして、実際使ってみたらどないやねん!? ということで、使ってみることにしました。
前後輪を外して縦型に収納する輪行袋の場合、前後の車輪でフレームを挟みます。多くの輪行袋では、ナイロンのベルトを使用して固定するのですが、「それを輪ゴムにしたら超簡単じゃね?」というのです。
さて、固定してみました。
むむむ、一番力のかかるこの車輪とダウンチューブを固定する部分、しっかりと固定できていません。ベルトであればここはぎっちり固定できるのですが、ゴムの力が弱く、広がってしまっています。当然車輪とフレームの固定はぐらぐらです。 ならば、もっとしっかり固定しようということで、ベルトのときと同じように「二重巻き」にしてみました。 全然ダメダメです。しかもゴムの伸びているところと、伸びていないところののムラもあります。
他の2箇所はわりとしっかりと固定されているため、一番重要なこの部分のみ、ナイロンのストラップにしてみました。おおお、なかなかしっかりと固定できました。 3本ともナイロンベルトにするよりは、やや固定力は弱く感じますが、輪行に慣れしている方であれば、下側2本はゴムでもよさそうな感じです。これで約30秒は時間短縮できるでしょう。ゴム部分をよ~く見てみましょう。まずは前後輪とシートステー部分の固定。前後輪とサドルの固定部分。 いずれもフックは外側になるようにしてください。
結論
ダウンチューブと固定するところ以外の2箇所で使用する。長さの調整が必要なベルトに比べると、ゴムは圧倒的に速い。固定力はややおとるものの、実用の範囲内だと思いました。
収納した時にもコンパクトですし、これはなかなか良いかもしれません。
余った1本は、チェーンハンガーにすると良いでしょうね。
唯一心配なのは、ゴムの耐久性です。持っていても圧倒的に軽くてほとんどかさばらないので、通常のベルトと一緒に携帯しておくといいんじゃないかと思います。
もしゴムが切れて使えなくなったら、通常のベルトを使えるように。
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