レザインのGPSサイクルコンピューターレポート第2弾。今回はナビゲーション機能に絞ってレポートしたいと思います。
あらかじめスマホアプリ等で設定したルートのナビゲーションであれば、同価格帯でライバルとなるGPSのブライトンやジャイアントにもありますが、レザインはもう一歩進んで、スマホのアプリで最適ルートを探してくれて、その道案内をしてくれます。
場合によってはルートは複数表示されますので、お好みの一つを選ぶこともできます。道を外れると、外れているよと案内してくれますし、その状態がしばらく続けば、自動的にルートを再検索して道案内をしてくれます。もちろんスマホのアプリと接続しっぱなしにしておく必要がありますが、スマホのバッテリーはほんのわずかしか消費されません。感覚的には待機状態に近いくらいです。
先日あまり目的地を決めずに、朝7時半に自宅を出発。その日は2時までには帰らなければいけないので、走れる距離はおよそ150キロ。とりあえずなじみのルートで篠山まで35キロ程走って、さぁどうしよう。なんとなくこの日は日吉ダムのほうに行こうと思って、レザインのアプリを開きました。その時の位置関係がこの地図です。A地点から目指すはD地点の日吉ダム。
日吉ダムまでわかりやすい道を通るなら、国道372号線をまっすぐ東に向かい、国道477号線で北上するでしょう。でもこれは何度も走ったことがあるので、面白くありません。そこでレザインのオートルートを訪ねてみました。
手動でルートを作ることもできますが、道端でスマホをいじっているのも嫌です。オートルートの場合は常に現在地が起点となります。ルートは2つ表示されましたが、スマホを縦にした画面に直線距離で23キロの範囲が表示されても、よくわかりません。第1印象で選んだ道を設定して、スタートしました。
いきなり初めて走るコースに通されました。新鮮です。いままで自分一人では来なかった道です。道端にいいかんじの蕎麦屋さんの看板を発見。11時の開店まではまだ2時間くらいありますので、今回はチェックだけ。いつかちょうどお昼時にこの辺を走っていたら、寄ってみたいですね。
戻って再びレザインに指示されるがままに進んでいくと、なんと林道に。軽トラのわだちしかありません。
最初のうちはきれいに草刈りされた林道だったのですが、ちょっと走ると明らかに手入れされていない状態になってきました。両側から背の高い草が道に覆いかぶさっています。
ん~どうしよう。このまま信じて進むべきか。
自分の心に問いかけて、やめることにしました。帰ってから見てみると、道が細~い線だけになってるやんw
気を取り直して、国道まで戻りました。心を落ち着かせ、再検索。またもや初めて走る道ですが、車も少なくかやぶき屋根のおうちなどが点在して、気持ちいい!
するとこんなところに出ました。最初の地図で、C地点です。
はい、通行止め。一発アウト。看板だけで柵もないので、ちょっと行ってみましたが、全く無理。路面は泥でぐちゃぐちゃ。草ぼうぼうで暗いし、車のわだちもありません。明らかに誰も通ってません。いったん引き返してゴルフ場のほうに行ってみましたが、途中で嫌な予感がしたのでスマホで地図を見ると、やっぱり行き止まり。
帰ってから地図を見るとこうなっていました。ゴルフ場の東側は、5~8%のいい感じの上り坂でしたw
やっぱり道はあるみたいですね。恐るべしレザイン。確かに最短ルートではあるかもしれませんが、無理です。
またもや国道に戻り、ようやく最後の道案内で日吉ダムに到着できました。
レザインの道案内の仕組みとして、地図上で道となっていればすべて検索対象なんでしょう。車のわだちがはっきり残っているような林道ならいいのですが、今回はどちらも廃道でした。残念。
先日私がよく走るルートで、自転車乗りが猪に襲われるって事件(兵庫県の妙見山)がありました。
「サイクリング中の男性 イノシシに噛まれ軽傷 (関西テレビ) – Yahoo! 2017/9/3」
実はその事件の約1時間後に、私同じ道を走ってたんです。警察官がいて「気を付けてくださいね~」ってその時なんでかよくわかりませんでしたが、帰ってからニュースで見てびっくり。
車の少ない田舎道はサイクリングに最適ですが、レザインの道案内はドエスです。過信せず、自らのフィルターにかけて、お使いくださいね。
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