こんにちは、新人のもんもんです。
今回はちょっと遠出して、11月の3連休を利用して愛媛まで行ってきました。
はじめてのひとり旅。はじめての自転車旅。
- 大阪南港→愛媛東予港(えひめとうよこう)は夜行フェリーで一泊。
- 東予港→松山まで山ルートを自走して道後温泉で一泊。
- 松山→東予港は海ルートを自走して夜行フェリーでまた一泊。
- 早朝に大阪南港まで帰ってくる
という3泊4日の旅でした。
愛媛までフェリー、と聞いたら「しまなみ海道ですね!いいですね!」となると思いますが、
今回はしまなみ海道へは行っておりません。
私の目的は、もっと別のところにあるのです。
一日目
さて、まずは南港からオレンジフェリー(おれんじえひめ)に乗り込みます。
行きはピッカピカの新造船。1人部屋でゆったり行きます。
しかも、自転車がそのまま置けるデラックスシングル(一等室)!
ご丁寧に、前後両方のスタンドが用意されていました。
綺麗で広くて、普通のホテル並みの設備です。
その上、船内にはレストラン、ゲームセンターに、展望大浴場まで。
快適すぎる!オレンジフェリー素晴らしい!
2日目
気持ちよく熟睡して、翌朝7時に東予港を出発。
いざ、愛媛!
よく晴れていて、山並みもくっきり見えます。
早朝だからか、車が全然通りません。
途中、鈍川温泉に寄ります。
崖の下に渓谷が広がっています。
静かな渓谷、澄んだ水。なかなかの迫力です。
そこからもほどよい登りが続きます。
身体も温まってきて、お腹もすいてきました。
しかしながら、愛媛、なんてのどかなんだろう、、、
店が、、、ない。
お昼ごはんをどこで食べるのか問題。
もうすぐ12時です。
あるのは山と、みかん畑だけ。
お店を探してすでに1時間以上が経過しました。
13時をまわって、いよいよ空腹が襲ってきます。
そこへきて、またもやダラダラと続く登り坂、、、
いよいよ疲れてきました。
地図からいくと、この坂を登ったあたりから市街地にぐっと近付くようです。
あと少し、もうちょっと。
やっと登り切って、あとは下るだけ。
ここを下れば、お店があるはず。
と思って下り始めて3秒後。
道が、、、ない、、、
お店どころか道がない。
これはどうやっても通れない、、、
なんてこった、、、
このルートで行くのは不可能。大きな道から行くしかありません。
頑張ってのぼってきた道をまた戻り、海側の大通りまで出ます。
もうへろへろです。
そこでついにコンビニ発見!お店万歳!
ほかほかの肉まんが染み渡ります。
チョコレートとオレンジジュースも購入。
やっと一息つけました。
あとはもう車の多い大通りを行くだけです。
そこから1時間ほどで、本日の宿泊先に到着。
道後温泉は夏目漱石が愛した温泉地で有名なところ。
「坊ちゃん」ゆかりの地、道後温泉本館には長蛇の列が。
並ぶ元気がなかったので、近くの別の温泉へ入りました。
身も心もさっぱりして、ぶらぶらと温泉地をお散歩。
お土産を買って、お魚を食べて、色々あったけど大満足の松山1日目でした。
3日目
3日目は、海側を走行。
と、その前に。
今回の旅の一番の目的を果たします。
それが、こちら。
伊丹十三記念館。
このために松山まで来たのです!
わたくし実は伊丹十三さんが大好きでして。
映画はもちろん、伊丹さんはエッセイも絵も、
本当に素敵なのです。
入口には愛車のベントレー。ドーン!
展示室に入ると、正面に伊丹さん。
素敵過ぎます。
こんな親戚のおじさんがいたら最高だなあ。
展示室も盛りだくさん。はるばる来た甲斐がありました。
テンションが上がりすぎて少々長居をしてしまったので、
そろそろ出発。
ひとまずお昼ごはんを食べます。
松山のB級グルメ、鍋焼きうどん。
お出汁が甘い。お肉も甘い。
麺がやらかい。
でも、これはこれで、ありです。
ちょっとこれは、くせになる味ですね。
見た目もなんとも言えない風情があります。
お腹いっぱい。
あとはひたすら、東予港へ向けて海沿いを走ります。
海ー!
最高です。
風も思ったほど強くなく、気持ちがいいです。
坂もなく、景色もよく、この旅の締めくくりにふさわしいルートでした。
あっという間の3泊4日。
走行距離157km。
けがもなく、パンクもなく、道もなく(!)。
楽しいひとり旅でした。
お尻が痛い!
こんなコースでした。
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