昨今増えているリチウムイオンバッテリーの事故
■いま使っている充電式ライト…安全ですか?

昨今、リチウムイオンバッテリーの事故が増えており、安全面を気にされる方がとても多いと思います。
しかし、一般ユーザーはリチウムイオンバッテリーの安全性をどうやって見極めたら良いのでしょうか?
価格? 生産国? ブランド力?
どれも確かな根拠とは言えません。高価なら安全? 有名メーカーなら安全?日本製なら安全?
逆に、知らないメーカーや安価な商品を不安に思うこともありますよね。
今回は、自転車用ライトに使われているリチウムイオンバッテリーの安全性についてご紹介します。
■何を持って安全…か?

一般的なライトに使用されているリチウムイオンバッテリーを使った商品の安全性を、
消費者が確認する方法は残念ながらほとんどありません。
例えば「PSEマーク」という電気用品安全法に基づく認証があります。
このマークがあれば、一定の安全基準をクリアしている目安となり、
購入前に確認できる数少ない方法のひとつです。
しかし、このマークを勝手に印刷する悪徳業者が存在するのも事実です。
私たち消費者には、それが本物のPSEマークかどうかを確認する術がありません。
つまり、メーカーを信頼するしかないのです。
そこで今回は自転車ライト業界で急成長を遂げている ToWild様 に全面的にご協力いただき、
ToWildの自転車用ライトが取得している安全基準について解説します。
■各種安全基準の解説

まず「PL法」について。
ToWildの商品は、PL法(製造物責任法)の対象です。これは製品の欠陥によって被害を与えた場合、
賠償責任を負うという法律です。当然ながらToWildの商品も対象となっています。
次に「UN38.3」の試験。
ToWildの商品は、UN38.3の試験にも合格しています。これは、船舶・航空・鉄道などによる
輸送を想定した世界基準の試験で、これを取得しなければ輸送そのものができません。
そして「PSE(電気用品安全法)」と「経済産業省への登録(METI)」です。
日本国内で販売するにはPSEマークを取得しなければなりません。
PSEには「ひし形」と「丸型」があり、ひし形は高い安全性を求められる製品に使用され、
第三者による試験が必要です。
一方、丸型は、メーカーが試験項目に沿ってクリアした場合に使用できるマークです。
ToWildの商品は、この丸型のPSEマークを取得しています。
さらに、経済産業省への登録「METI登録」も行っています。
これにより、国内での信頼性が高まり、大手ECサイトで取り扱う際の必須条件になることもあります。
今回は、これらの証明書の確認をさせていただきました。
残念ながら皆様にお見せすることはできませんが、間違いなくすべて本物です。
このことから、ToWildの商品は非常に安全であることが分かりました。
次に、使用されているバッテリーについてです。
メーカー名は公表できませんが、独自に調査したところ、このメーカーは資本金数十億円規模、
R&D(研究開発)部門に数十名以上の専門家を擁する大企業です。
R&D社員とは、その分野に特化した開発研究員のことです。
つまり、バッテリーに特化した人材が在籍している信頼性の高いメーカーということです。
また、このメーカーは各種認証を取得しており、これまでに大きな事故やリコールがないのも特徴です。
■正しい知識で正しい使い方を
今回、ToWildのライトに使われているバッテリーの安全性についてご紹介しました。
もちろん、これらの安全基準をクリアしているからといって、何をしても安全というわけではありません。
リチウムイオンバッテリーは、扱い方を誤ると非常に危険です。
例えば、強い衝撃を与えない、高温の場所に長時間放置しない、充電しっぱなしにしないなど使用者側の正しい知識も必要です。
個人的な感想ですが「有名メーカーだから安全」「値段が高いから安全」という考え方は間違っていると思います。
しかし、我々消費者には判断基準がないため、メーカーや価格で判断してしまうのも事実です。
逆に「知らないメーカーだから危険」「価格が安いから危険」「中国製だから危険」というのも正しくありません。
今回、ToWild様のご協力により、これまで知らなかった安全基準について知ることができました。
あまり表立って公表される内容ではありませんが、少なくともToWildの自転車用ライトは安全であると、
執筆者がこの4年間使い続けて実感した感想です。
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