レーサーパンツやジャージの裾や袖、アームカバーやレッグカバーをつけると、滑り止めのゴムやシリコンで皮膚が痒い痒いになったことありませんか?
昨年からパールイズミが採用し始めた滑り止めのテープで、ラッセルテープというものをご紹介します。ラッセルテープとは、ポリエステルの繊維をナノレベルまでに割いたもので、要するに毛羽立ちなんです。肌に優しくアレルギー反応などもほとんど起こさないということで、2013年モデルからハイエンド価格帯のレーサーパンツやジャージの裾や袖に使用されてきました。
それが2014年秋冬モデルより、アームカバーとレッグカバーにも採用されることになりました。
ご覧ください。左側が旧タイプです。右側がラッセルテープです。上の白いアームカバーが、2014春夏モデルの夏用アームカバー(コールドブラック)。下が2014秋冬モデルの新型アームカバー。新型は身体にフィットし、ライディングフォームに合った立体構造を採用しています。自転車に乗ったときに腕をまっすぐ伸ばす人はいませんからね。
ちなみに2015モデルの夏用アームカバー(コールドブラック)にはラッセルテープが採用されることが決まっておりますが、立体構造にはなりません。続いてレッグカバー。こちらは昔からライディングフォームに合った立体構造を採用しています。
最近は裾のジッパーが無いタイプが主流です。違いはこのラッセルテープ。このゴムが全然平気ってかたもいるのですが、痒くなるんですよ。旧タイプの滑りとめに比べると、薄いのもラッセルテープの特徴です。レーサーパンツとの段差も目立ちにくくなります。ちなみに、時々サイクルイベントなどでレーサーパンツの上にレッグカバーを重ねている人を見ることがあります。
順番間違っていますよ。 案の定ちょっと走っただけでレッグカバーがずり下がっています。
でもそれって、パールイズミのカタログやホームページ、商品タグが原因かもしれませんね。コレです。
たしかに何も知らない方がコレだけ見ると、レーサーパンツの上からレッグカバーを履いているように見えますね・・・・実際はパンツ一丁の状態でレッグカバーを履いて、それからパンツを脱いでレーサーパンツを履きます。
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