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頭痒いとこないですか?

*輪行するならバッグはドイターを選んでしまう理由はここにある。

ドイター トランスアルパイン
輪行してサイクリングする場合、「荷物は自分で持って走る」ってのが基本。でも「集合場所まで輪行すれば、走行中は荷物を預かってくれる」便利なサイクリングイベントというものがあります。

ワールドサイクルが過去の開催した、「ビワイチ東西合同ラリー」とか、「勝手にしまなみ・とびしま海道サイクリング」などがそれですね。先日参加してきた「海の京都TANTANロングライド2015」のように、スタートとゴールが同じ場所のロングライドイベントもそれにあたります。

そんなイベントに参加すると、走行中の荷物は最小限に抑えられるのがいいですね。走るときの荷物は軽いのが一番です。

となるとそれほどがんばって荷物を最小化する必要もありません。手持ちのバッグに入るだけ持っていけばいいのです。

でも集合場所までは背負って自走しなければいけませんから、でかすぎてもいけません。それなりに背負えて走れるくらいのコンパクトさは必要です。

そこで便利なのが、大きめのバックパック。登山用が便利? いやいや、登山用じゃダメなんです。

オススメは、やっぱりドイター。私も学生時代から20年以上愛用しています。時々浮気もするのですが、やっぱりドイターを選んでしまいます。

モデルは、トランスアルパイン30リットル。アルプス越えという名のマウンテンバイクツアー用に設計されたモデルで、ドイターのバイク用バックパックの中では最大サイズ。一回り小さい25リットルもあります。ショルダーベルトのカーブをレディース用に変更して、丈を少し短くしたレディース用(26リットル)もありますね。

まずはドイター自慢の背面システム「エアストライプシステム」。レールのような2本のクッションだけが背中と接触し、中央の空間には風が通るという仕組み。容量が小さいとあまり実感しにくいのですが、30リットルとなると背負った時にはっきり2本のクッション素材と、中央の空間を感じることが出来ます。
ドイター トランスアルパイン
2本のクッションには、アルミの芯が入っています。自分の背中のカーブに合わせて、クイッと曲げてやることで、よりフィット感が高まります。
ドイター トランスアルパイン
ウエストベルトは薄めのメッシュです。再帰反射のパイピングで、夜間はここが目立ちます。

小さめのメッシュポケットがついています。アメとかガムとか、ちょっとしたおやつを入れるのに便利です。登山用のバックパックの場合、ウエストベルトにたっぷりクッションがついているのが、自転車には邪魔なんですよね。ドイターはそれが分かっているので、あえて薄手のメッシュのウエストベルトなんです。
ドイター トランスアルパイン
メインの荷室を空けると、ポケットが3つ。4番のポケットは縦長なので、折り畳み傘を入れるのにピッタリです。

ドイター トランスアルパイン
意外と知られていないのが、このパッドの存在。実は取りだせるんです。

メーカー的には、座布団としても利用できるとの事。ただこれを出し入れするには、中身の荷物を全て出さないと無理なので、座布団というのはちょっとどうなの?とは思います。
ドイター トランスアルパイン
この上に座れば、休憩中にお尻が冷えませんよ。
ドイター トランスアルパイン
トランスアルパインは「2気室」というのが大きな特徴です。登山用の容量の大きなバッグではこの「2気室」というのはよくありますが、自転車用では珍しいですね。要するに仕切りがついていて、入り口がそれぞれ別にあると思ってください。多くの荷物を入れたときに、取り出し口が1つだと不便でしょということから、「2気室」が採用されています。

登山だと下側にはシュラフ(寝袋)とかを入れたりします。

自転車の場合は、バイクシューズ or 普段用シューズを入れるのに便利です。

一つ注意点があります。「2気室」の下側のジッパーは全体的にカーブを描いているので、ジッパーのスライドが少し硬く感じます。
ドイター トランスアルパイン
「2気室」の状態では、長い荷物が入りません。でも大丈夫、そんな時な仕切り布がジッパーで外せるようになっています。あっというまに 「2気室」から 「1気室」に変化します。
ドイター トランスアルパイン
ばらばらとしたペンとか洗面用具とか、充電器とかの小物を収納するのがこのポケット。オーガナイザーといいますね。メッシュのポケットが2つと、ジッパーつきポケットが1つです。鍵が落ちてしまわないようにキーホルダーもついています。
ドイター トランスアルパイン
「2気室」の下のスペースの上にも小さなポケットがついています。
ドイター トランスアルパイン
落としそうなのが、右横のポケット。丁度文庫本がピッタリのサイズです。

輪行の車内で読む本を入れておくのに、便利ですね。
ドイター トランスアルパイン
ショルダーベルトの高さを変えることの出来るベルトが付いています。緩めるとバッグ全体がだらんと下がります。きつく締めるとバッグは背中の上のほうに背負うことが出来ます。

ドイター トランスアルパイン
今回1泊2日のロングライドに出かけるための荷物がこちら。派手な色のスタッフバッグに入れると、区別しやすいですよ。レースの参加賞や雑誌の付録なんかが、重宝します。

  • 着替え一式
  • サイクルウェアー一式
  • シューズ
  • ヘルメット
  • カメラ・スマートフォン
  • 洗面用具・タオル
  • 充電器など
  • 参加受付書

ドイター トランスアルパイン
シューズは「2気室」の下側に、着替えなどは「2気室」の上側に収納しました。
ドイター トランスアルパイン
何故ドイターにこだわるのかというと、ここです。「ヘルメットホルダー

輪行中のヘルメットってとても邪魔なんですよね。輪行袋の中に入れるわけには行きませんし、バックの中に入れるほど余裕もありません。サコッシュのような小さな手持ちバッグに入れるか、そのまま手荷物とするわけです。

ヘルメットホルダーが付いていれば、荷物の量に影響することなく、確実に固定することができて、ブラブラと邪魔になることがありません。輪行するなら絶対バッグに欲しい機能が、コレなんです。
ドイター トランスアルパイン

一つ注意点があります。この状態でバッグ上部のポケット(オーガナイザー)はヘルメットでふさがってしまいます。財布とかスマートフォンとか、輪行中に使う予定のあるものは入れないようにしておきましょう。

 

背負ってみるとこんな感じ。ヘルメットの固定方法ですが、「前側を下」にして固定したほうが安定します。逆だと固定が緩かったりして下がってきてしまいますから。

ドイター トランスアルパイン

モデル身長は166cmです。

TANTANロングライドのときにも、ドイターのバックパックについているヘルメットホルダーを利用している人を何人も見つけましたが、半分くらいの方は逆でしたよ。やっぱり緩んでいました。

特急列車のなかではこんな感じ。前後輪を外して縦型に収納する輪行袋なら、二人掛けの椅子の前に丁度納まります。混雑していない車内であれば、この置き方がベストですね。(※混んでいる時は、一人で2席独占しないように、マナーを守って乗車しましょう。)
ドイター トランスアルパイン

今回使用したアイテムはこちら

 

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