スピードメーターのディスプレイって、ハンドルやステムの真上よりすこし前に取り付けたほうが、走りながら見やすいんですよね。正面から目線を移動する距離が少なく済むからです。
日本で最も有名なスピードメーターとライトのブランドでもある「キャットアイ」もそのことは承知しており、ディスプレイをハンドルの少し前に取り付けるためのアダプター「OF-100」というものを発売しております。
しかしこれが黒色しかないんですよね。そこでカラー展開に挑戦したブランドがあります。
比較してみましょう。下の画像の左(黒色)がキャットアイ、右がNOGUCHI製の白色です。アームの長さはどちらもほぼ同じ。どちらも3種類のハンドルバー径(31.8/26.0/25.4mm)に対応しております。
裏から見ると、違いがよくわかります。NOGUCHI製は裏側に小さなつまみがついていますね。キャットアイの場合、ディスプレイを着脱するときは、えぃっと力をいれるだけですが、NOGUCHI製はこのつまみを指先でちょいっと動かせば、するっとディスプレイが着脱できます。後発だけに、純正品のちょこっと使いづらいところを研究しておりますね。
輪行するときなど、ディスプレイは必ず外しておかないと傷がついてしまいます。つまみで簡単に着脱できるのは、純正品よりも便利です。
バンド部分にも違いがありました。純正品は「一体成型」ですが、NOGUCHI製は「ヒンジ」がついているので、着脱する際バンドが大きくひらいてやりやすいですね。
しかしNOGUCHI製にもデメリットが。純正品はシマノの「Di2 システムインフォメーションディスプレイ SC-M9050」と同時に取り付けてもお互い干渉しません。
同じように「NOGUCHI サイコンブラケット」を取り付けようとすると、バンドが分厚くて、取り付けできませんでした。「キャットアイ OF-100 」のバンドはとても薄いのです。
仕方がないので、取り付ける順番を変えました。ドロップハンドルの中央付近の握るスペースがやや狭くなりました。Di2 システムインフォメーションディスプレイと同時につけないとか、順番にこだわらないというのであれば何らデメリットではないのですが。
今回はバーテープの端っこ処理テープに合わせて、ブラケットは「白色」にしてみました。「NOGUCHI サイコンブラケット」はなんと10色もあるので、バーテープやフレームのロゴの色に合わせてみるとよいと思います。
ディスプレイがセンターによった分、左側に取り付けてあるらいとと干渉するので、ライトも少し左側にずらしました。
裏側から見ると、こんな感じ。
着脱しやすくなり、色でも遊べるというのは、なかなか良いと思います。
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