半そでジャージを簡単に長袖ジャージに変えることのできる便利なアイテム、アームカバー。もともとは春先や秋口に防寒用(アームウォーマー)として使われていましたが、最近は紫外線からお肌を守る目的(アームカバー)で使うことが一般的になってきました。
ですがこれ、昔からずっと言われてきたことがあります。
「ずり下がってくる・・・・・」
ずり下がってくると何が嫌かって、日焼け防止目的で着用しているにもかかわらず、上腕二頭筋(ちからこぶ)と上腕三頭筋(にのうで)が日焼けしてしまうこと。
メーカーでもその対策として、内側に滑り止め目的のシリコンゴムをつけたり、長さを長くしたりしてきました。
ですがどれもいまいち。ゴムをつければ痒くなり、長くしたって結局ずり下がってきます。
何が原因か?
それは、肘の動きです。肘の位置が固定されないので、細いほう(手首側)にずり下がってくる。これはもう仕方がありません。
ですがフットマックスという大阪のメーカー、「持ったアームカバーばったと落とし、小膝たたいてにっこり笑い、おぬしも悪よのう・・・・・・・」
といったかどうかは知りませんが、靴下がずり下がらない理由に目をつけました。旅館などで宿泊客にプレゼントされる足袋、あれって踵のふくらみがありません。だからすぐにずり下がってしまいます。
いまどき普通の靴下って、踵が膨らんでいますよね。あのふくらみで踵の位置が決まることによって、足首側がずり下がりにくくなっているんです。
自転車に乗るとき、肘はまっすぐですか、曲がっていますか?
軽く曲がっていますよね。なら肘を踵と考えればどうなのか。
つまりアームカバーにも肘のふくらみをつければいいのだと!
そこでできたのが、コレ。
アップにしてしまうとまさに靴下の踵のように見えますが、これ、フットマックスのアームカバーの肘の部分。
肘の位置が決まることで、そこから上の太さはさほど変わりません。だから滑りとめのシリコンゴムが無くっても、ずり下がってくることは無いのです。ナイスアイデア。
実際につけた状態はこんな感じ。一日中つけていたって、ちっとも下がってきませんよ。
これでもう、アームカバーがずり下がってきて走りに集中できないとか、腕だけ日焼けしてしまってかっこ悪いとか、そんな悩みは完全に過去のものとなるのです。
他にもシームレス構造で縫い目が一切無いとか、内側はメッシュ構造で通気性がいいとか、モチロンそれらもすばらしいのですが、一番凄いのは、肘のふくらみ。コレでしょう。
フットマックス 3Dアームカバー
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