フロアポンプを選ぶ上で、ポイントになるところっていろいろありますよね。例えば、
- 対応しているバルブは? 英式・仏式・米式・ボール・浮き輪?
- 素材は? プラスチック・アルミ・スチール?
- 最大で何気圧まで入れられるか?
- ホースの長さは長い? 短い?
- メーターは下にある? 上にある? 大きくて見やすい?
- 色は? グリップは握りやすそう?
このあたりまでは、スペックとして書かれていたり、画像見れば分かったりします。ですが意外と分からないのが、大きさです。自転車に取り付けるものであればサイズって重要ですが、いうなれば工具ですからね。工具にもそれ自体のサイズってほとんど明記されていないのと同じですね。でも
- 空気が入れやすいのか? 少ない回数で沢山空気が入るかどうか?
これって大雑把に言うと、ポンプの大きさ次第。胴体部分が太くて長ければ、細くて短いポンプより沢山入るのは、これ当たり前。 となると、フロアポンプは大きければいいのか? となるのですが、実はそうとも言い切れません。 背の低い方の場合、フロアポンプが大きすぎると、一番上までグリップを引き上げられず、押し込んだときもしっかり押し込めないということが起こります。身長の高い人には、無用な悩みでしょう。
それを分かっているメーカーは、サイズの異なるフロアポンプを発売しています。 サーファスの場合、FP-200という標準的なフロアポンプと、少し短めのWFP-200というフロアポンプの2種類を発売しているのです。 左がFP-200 グリップを一番高く上げると、1040mm。右のWFP-200は920mm。 この120mmの違いは、身長150センチのモデルさんに試してもらうと、このくらいの差になります。左のFP-200の場合、脇の下くらいまで腕を上げなければいけません。
押し込むときはどうでしょう。右のWFP-200のほうが、腰が入って体重が乗って、力強く押せていますよね。 フロアポンプで一番空気が入るのは、最後の2割くらいです。左の場合腰が高くて体重が乗っていません。最後までしっかり押し込まないと空気はしっかり入りませんから、空気入れの性能をちっとも発揮することができていないということになります。
メーカー的には、かわいいピンクでレディース用となっておりますが、身長が高くない男性にももちろんオススメです。 ご注文はコチラから
他のメーカーからも、通常のものと短いものの2種類発売しているメーカーがあります。流石、日本のディズナです。
- ディズナ ツーステップ フロアポンプ
こちらは、足元のレバーで、
- 大容量モード(その代わり高圧になると硬くなる)
- 高圧モード(その代わり低圧のときはあまり入らない)
を切り替えることができます。最初は大容量モードで入れ始め、途中で硬くなってきたら高圧モードに切り替えることで、より楽に空気を入れられます。 フロアポンプ選びの参考にどうぞ。
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