最近の自転車用LEDライトは明るいのは当たり前で、バッテリーは電池式ではなくUSB充電なのがほぼ標準となっています。少し変わったものだと、
- 面発光タイプ (光る面積が極端に広い。)
- 発光面がフレキシブルに曲がるタイプ。フレームやヘルメットのカーブに合わせて曲げられる。
- 渦電流を使用し無接触で発電するタイプ。抵抗が一切増えない。
- 地面にレーザー光線を照射して自分だけの自転車レーンを映し出すタイプ。
- ブレーキワイヤー連動型
- 加速度センサーでブレーキ時に自動的に明るくなる。
などなど、実に個性的な商品に溢れています。
今回ご紹介するのは、4番目のタイプ。自分の後ろ側を赤色LEDで照らすだけではなく、自分の足元全体を赤く照らしてしまうことで、より車やオートバイから目立つようにと考えられた商品となります。
- GUEE Inox Mini-R (イノックス ミニR) 路面照射機能付 テールライト USB充電
一番上でパッケージの写真を掲載しましたが、とてもスタイリッシュですね。中の紙のケースもまるでパズルのように複雑に組み合わされています。
中身は以下の5点です。
- アルミケースに収まった本体
- ブラケット
- ブラケットをシートポストに固定するゴムバンド
- マイクロUSB充電コード
- 説明書
本体はブラケットにシュッとはめて、くるっと回して、パチンと留めます。角度調整機能といったものは一切ありません。これを付属のゴムバンドで、シートポストの後ろ側に留めるだけ。
充電する時はこのようにパソコン等のUSBに接続します。ACアダプターに変換するアダプターを使用しても大丈夫です。
充電時間はおよそ3時間。充電中はスイッチの横にほんのりと赤いランプが点灯します。充電が終了すれば、消灯します。
試しにペン立てに乗せて点灯させてみました。テールライトとしては、ちょうど「びっくりマーク」のような形ですね。パターンは、両方点滅、片方点滅、両方点灯のいずれかで、どちらかのみ光らせることは出来ません。
下側はまん丸に光ります。
実際にロードバイクに取り付けてみました。シートポストの外径は27.2mmです。
ゴムバンド固定なので、それほどがっちりとは固定できませんが、それでも走行中に落ちるようなことは無いと思います。
ただちょっとでも本体を横から触ってしまうと、くるっと回転してしまいます。常に後を向いているかどうかは、確認しておいて下さい。 まぁこれは他のゴムバンドで固定するテールライトでも同じことですね。
さぁ、テストです。足元がぱぁっと明るくなりました。ディスプレイスタンドと後ブレーキ、後ブレーキのワイヤー、右ペダルと右クランクの影が暗くなっていますね。
人間が乗るとさらに影の部分は増えると思いますが、まずまずもって明るいです。テールライトだけよりは、はるかに目立ちます。
明るすぎるテールライトは逆に車から見て眩しくてうっとうしいという意見もありますから、テールライト+地面ライトというのは、なかなか効果があると思います。
取り付け位置を少し変えてみると、後ろ側がほぼ影になってしまいました。
違いは、ライトの高さと、車輪の大きさです。
最初の画像は、シートポストの目一杯高い位置に取り付けました。2枚目の画像は逆に最も低い位置に取り付けました。あと5センチサドルの位置が高ければ、もっと、影の部分は狭くなるでしょうね。
このライト、なるべく自転車の陰が出来ないように高い位置に取り付けるのが、地面のより広い範囲を照らすポイントとなるようです。とはいっても、身長166cmの私のロードバイクの場合コレが限界です。
まとめ。このライトが最も効率よく地面を照らせるのは、
- サドルが高い(高い位置に取り付けられる。)
- 車輪が小さい(ライトと後輪を離すことが出来るので、後輪の陰が小さくなる。)
つまり、「ミニベロ」ということになります。それがこのライトの「コツ」となります。
※こちらの商品は取り扱い終了となりました。
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