ビットリアファン待望の革命的素材「グラフェン(GRAPHENE)」を採用した、
今年最も熱いレーシングチューブラーをインプレッション!!
10年もの間、ビットリアを使い続けてきた私としては、やはり一番使用頻度が高くなるであろう
「ビットリア CORSA 28インチ×23mm幅 チューブラー グラフェン」をチョイスしました!
インパクト大の巨大なパッケージ
パッケージはこんな感じ。
なんだこれは!?と言わんばかりのインパクト大の巨大なパッケージは
クリスマスプレゼントを開ける前のワクワク感を演出してくれます。
開けるとこんな風にタイヤ本体が収納されています。
ちょっとした折り曲げやダメージも決して許しません。
あなたの元に大切にお届けします。
バルブ本体はシックなブラックに変更。
いよいよ装着
装着すると・・・カッコイイッ!!
サーベロP3にイーストンEC90TTとZIPP900の組み合わせ。
オールブラックのタイヤを装着していた時より、明るさと軽快感が増し、
走りの軽さをうかがわせる仕様となりました。
ハイエンドチューブラーの高級感漂うスキンサイドはテンションをさらに上げてくれますね!
新しくなったビットリアロゴと大き目の「CORSA」の文字が大好きです。
個人的にはもう少しスキン色が濃い方が好みですがバイク全体のバランスを考慮すると
これでも十分ステキです!
トレッドパターンも従来から大きく変更されました。
サイドにいくほど、ラインの幅が狭くなり、グリップ力も向上されています。
いよいよ実走です!!
そしてお待ちかねの実走!コースはもちろん、大阪堺市にある1周5kmの堺浜周回コース。
インプレッションも含めて今日は100キロの走り込みを実施しました。
身長162センチ、体重63kgの私は普段の練習はフロント8bar&リア9barの組み合わせがお気に入り。
いよいよ最初の踏み出しです!
最初の感触は「なめらかな硬さ」といった印象でした。
従来のCXだと線路の上を走る様なシャキッとした硬さが好印象でしたが、
悪路面での走行時は微振動も拾ってしまうというデメリットがありました。
一方、グラフェンはトレッド面の地面への貼りつきは感じるものの、剥がれる感じはしない。
これがタイヤの軽快感を顕著に感じさせてくれる。
路面インフォメーションはしっかり伝わってくるが、微細な小石などから来る雑音を感じないのが
不思議な印象。
そして驚いたのは路面の白線が引かれた部分とそうではない部分の走行音の差が従来より、
明らかに小さくなっていること。
みなさんもご存知の通り、舗装路の白線の上は路面抵抗が極端に小さくなるので、
走行音が小さくなりますよね。
タイムトライアルでもいかに抵抗の小さいライン上を狙って走るかも重要なポイントのひとつになってきます。
それがこれだけ走行音の差が小さくなっているのはまさにグラフェンの性能をそのまま如実に
表しているのだと感じました。
またダンシングで加速を始めると、いつものリアのバタつきが全く感じない事に気付く。
路面との接触をダイレクトに感じるのは路面追従性が高い証拠でしょう。
しかしながら、トレッド面の剛性感を失う事はない。
グリップ力が高いタイヤに対して、「べチャッ」とした印象を受けるサイクリストは多いと思いますが、
そのグリップ力と相反するトレッドの硬さ(剛性)を解決したのがまさにグラフェンなのだと実感できました。
直線はもちろん、コーナリングも路面追従性の高さを伺えます。
砂が浮いた路面、アスファルトの微細な段差などのマイナス要因を微塵も感じさせない安定感は、
狙ったラインそのままにバイクを運び続けます。
コーナリングの苦手意識などは既に消し飛び、息が上がって開き切った口元からは笑みがこぼれました。
レーシングタイヤの永遠の課題とも言える、相反する特性・・・「耐久性とグリップ力」の向上は
このグラフェンによって、ひとつ大きな壁を越えたといえるのではないでしょうか?
昔から19Cや21Cの細めのタイヤの方が快適性は失われるが、路面抵抗が小さく速く走れると
教えられてきた私としては、科学的根拠に基づく弾性変形による路面抵抗の増大について、
頭ではわかっていても、重量増を理由になかなか23C以上のタイヤの使用を敬遠してきました。
しかしながら、今回このグラフェンを使用して、路面追従性とコーナリングの安定性、
そしてコンパウンドの剛性によるトータルバランスがここまで高いレベルで実現されている事に驚きました。
2016年レースシーズンはこのグラフェンで攻めます!
ライバルにはしばらく使って欲しくないな・・・という気持ちも正直な所ありますが、
やはりより多くのサイクリストにこの良さを知ってもらいたいですね。
「ビットリア CORSA 28インチ×23mm幅 チューブラー グラフェン」是非使ってくださいね!
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