先月発売になりました、漫画「かわうその自転車屋さん」の「かわうそ店長バーテープ」を巻いてみたいと思います。
バーテープの巻き方って、シマノの変速調整のように「絶対これ」というものはありませんので、メカニックによって細かな違いがあります。どれも正解だと思いますが、明らかにダメな巻き方というのは、隙間が空いていてハンドルが見えてしまっているとか、走っているうちにすぐに緩んできてしまう巻き方です。
それ以外、エンド側から巻こうが、ハンドル中央部から巻こうが、内巻きだろうと、外巻だろうと、ブレーキレバーのところをどう巻こうと、自由です。
見た目的に綺麗かどうかは、重なり具合が正確で、左右揃っているかが、基準になります。そこはバーテープは消耗品でスピード勝負のプロのメカニックより、几帳面な日本の自転車屋のほうが綺麗に巻いていると思います。
ひとつの巻き方の例として、こちらでもご紹介しております。
今回要領よく巻くためのコツを一つ強調しておきたいと思います。それは、
エンドテープは、ステムorトップチューブあたりにちょこっとめくって張り付けておくのが良いでしょう。さぁ巻き終わったって時に手元にはさみが無くって、バーエンドキャップも離れたところにあると、興ざめです。
エンドテープの巻き始めと巻き終わりって、ちょっとでもずれていると目立ってしまうので、角をすこしカットしておくのも、秘かなテクニックです。
正確な感覚で巻くことができると、デザインも綺麗に並びますね。この場合、かわうそ店長の顔が一直線でしょ。
このハンドルの上側は少し扁平していて周長が異なるため、同じように顔はまっすぐ並びませんでした。それでも斜めには揃っているでしょ。
最後にヘルメットをかぶったかわうそ店長のバーエンドキャップをはめます。ハンドルバーの厚みと、バーテープの厚み、エンドキャップの内側のサイズはそれぞれ異なりますので、エンドキャップがゆるゆるにならないように、出来るだけ硬くはまるように巻き始めておいてください。
もし緩い場合は、バーエンドキャップにバーテープの端っこや、ビニールテープなどを巻いて調整してください。硬い場合は、バーエンドキャップが傷つかないように布でカバーして、プラスティックハンマーなどで割らないようにどついて押し込んでください。
左ハンドルはポケマルの肉球バーテープ、右ハンドルがかわうそ店長バーテープになりました。素材は耐久性に優れたEVA(ようするに合成樹脂)です。
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